願立寺日記

急な寒波、天水鉢にシーズン初氷です。
2025.1.10|願立寺日記

境内の天水鉢に初氷

1月10日の朝です。天水鉢に今シーズン初の氷が張りました。−0.6℃!

指でコンコンと叩ける感じで。力を入れて叩くと直ぐに割れそうな薄氷です。北国の方からは

笑われそうな寒さですが、正月三ヶ日が暖かく穏やかな日が続いていたので身体にこたえます。

いよいよ寒中に入ります。

賑やかに修正会2025
2025.1.1|願立寺日記

修正会、深夜0時の座

あけましておめでとうございます

2025年の正月です。令和7年になりました。昭和100年ということです。

明治、大正、昭和の時代と言ってましたが、今は昭和、平成、令和の三代です。

気がつけば、えらいことになってきました。

深夜0時、寒い中も今年もたくさんのみなさんがお参りいただきました。子ども達も!

正信偈を皆さんでお勤めしました。

今年も宜しくお願いします。

修正会、元日10時の座の時、参拝のお方からスマホ画像をいただきました。

先日のオオサンショウウオの会で一緒に参加されていた孫さん〇〇君のお婆さんからで

抽選で当たった貴重な「こんにゃくオオサンショウウオ」やっと食べたそうで、

とても美味しかったということでした。

心配そうに大事そうに、そうっーと頭からいく〇〇くん

お寺で生物学「オオサンショウウオに惹かれて」・田口勇輝氏
2024.12.7|願立寺日記

12月7日は、お寺で生物学「オオサンショウウオに惹かれて」をテーマに田口勇輝さんを講師にお迎えして開催しました。HPやSNS等ネットで興味を持たれた遠方の方々も参加があり45名参加の賑やかな会となりました。

田口さんよりオオサンショウウオに接してこられた豊かな経験をもとに深い内容を軽妙に語っていただきました。最後にはお寺が場になったという事で宗久和尚の禅の言葉で締められお見事でした。お話しの後は「どうして興味を」とか「懐きますか」「咬まれたりは?」質問が相次ぎ丁寧にお答え戴く講師の人柄にもふれることができました。最後にお土産に持ってきていただいたグッズ(オオサンショウウオのコンニャクや布コースター、クッキーや図鑑、キーホルダー、ハガキなどなど)をくじ引き抽選でプレゼントして場内、大いに湧いていました。きっとオオサンショウウオのファンが増えたと思います。

※田口勇輝:保全生物学者・オオサンショウウオ生態保全教育文化研究所所長

お話しされる田口勇輝さん

お土産のオオサンショウウオのグッズ

抽選に当たっていっぱいのグッズに迷う〇〇くん

田口さんは住職の教え子(堺市の小学校)にあたります。あの虫好きの少年が研究者になって来てくれました。冥利に尽きます!

 

桜の紅葉2024
2024.12.1|願立寺日記

12月1日今朝は快晴、第一公園の桜が色づきました。

秋は駆け足、夏長く冬が早くやってきた今年です。

お寺で生物学・「オオサンショウウオに惹かれて」田口勇輝氏
2024.11.5|願立寺日記

12月7日(土)午後7時から、「お寺で生物学!」を開催します。

講師に希少生物の保護活動をされている保全生物学者の田口勇輝さんをお呼びし「オオサンショウウオに惹かれて」と題して易しくお話しいただきます。公開行事で老若男女どなたも参加できます。遠慮なくお越しください。無料

Screenshot

無数の星の中を遠ざかる紫金山・アトラス彗星
2024.11.4|/ 願立寺日記

114日夕刻、紫金山・アトラス彗星を見るため奈良の山中、室生へ出かけました。暗い空で見る機会に恵まれずやっと薄明なし月なし光害少ない条件が揃いました。彗星は次第に遠ざかっているため、肉眼では見えなくなりました。双眼鏡で頭部が6等星なみの明るさ、短い淡い尾が分かりました。日に日に暗くなって尾も一時の明るさは無くなりましたが望遠鏡で写した画像ではまだまだ立派なほうき星です。天の川に入ってバックの星が賑やかになった中、去り行く彗星を見るのもオツなものです。

望遠鏡で写した紫金山・アトラス彗星

室生観測所からの夕方の西空です。曇っていたのに急に晴れ上がりました。金星と三ヶ日月が分かりますか?この後、彗星や星々が見え始めてくるところです。

帰る時山道を横切る鹿の群れです。付近の農家の方は鹿害で手をやいておられるようです。10頭程の群れで車のライトに立ち止まりました。見た目は可愛いのですが・・

報恩講が勤まりました。

  1. 10月16〜17日、好天に恵まれ「報恩講」が勤まりました。

當麻秀圓師の最期のご法話

20年以上に渡って拙寺報恩講のご法話を頂きました。聴聞させていただきました門徒の皆様と共に御礼を申し上げます。

若院による御伝鈔拝読(上巻)

竹林真悟師による御絵伝法話(②)

當麻秀圓師、法話資料(レジュメ)

「ほうき星」西空に高くなる
2024.10.13|/ 願立寺日記

西空にやって来た「ほうき星・紫金山・アトラス彗星」ですが、高くなって見やすくなりました。

お寺の近くでは秋祭りのだんじりの曳行の本番の夜です。太鼓と鐘、子ども達の賑やかな掛け声が響きます。

望遠鏡で拡大、接近前より広がった。

2024年10月13日午後5時55分

撮影は135mmの望遠レンズ、左の影は本堂大屋根、なんと、西面の鬼瓦も彗星を眺めてるようです。

この彗星は深宇宙、オールトの雲以遠から来たらしいことが分かっている。まさに一期一会の星です。

 

夕方に見え始めの「ほうき星」
2024.10.12|/ 願立寺日記

太陽に近づいて暫く見えなかったほうき星「紫金山・アトラス彗星」が西空低く見え始めました。

3cmの双眼鏡でも薄明の残る中、15分ほど見る事ができました。

2024年10月12日18:15  20cm反射望遠鏡(自坊観測室) ※上部の光は航空機

日没後の西空に見え始めた「ほうき星」まだ肉眼では微か双眼鏡で見えました。次第に沈んで15分ほどで見えなりました。左の暗い部分が本堂の大屋根

上弦の月
2024.10.11|/ 願立寺日記

上弦の月

空気が入れ替わり、朝夕は急に涼しくなって済んだ秋空になってきました。

天界は夕空の紫金山・アトラス彗星の話題になってきましたが、夕方のそらに上弦の月がきれいに見えていました。少し時間が経ってからの撮影で少し西に傾いた頃です。

年行司さんの「お磨き奉仕」
2024.10.7|願立寺日記

今夜は「年行司」さんのご奉仕です。本堂の内陣の「仏具のお磨き」をお願いしました。鶴亀、花瓶や金香炉、輪灯、菊灯等々、たくさんの真鍮仏具をお磨き液で汚れを浮かせたあと、手を真っ黒にしてピカピカに磨いてくださいました。(年行司は約20年に一度の輪番)

堂内外陣に車座になって黙々と、一年分の汚れとりです。

磨いたお道具を前にして、ご奉仕の皆さん方です。

本当にご苦労様でした。16日からの報恩講が勤められます。有難うございました。

ほうき星がやってくる!
2024.10.7|/ 願立寺日記

報恩講の案内の横に掲示しました。

« 前のページへ 次のページへ »