ス━パーム━ン翌夜の月
2025.11.6|

昨夜のスーパームーンがどん曇りでしたので一夜後の月です。最小に見える小さな月と比べて、14パーセント大きな月です。眺めているだけで分かるかな?

これは、月が完全な円軌道なら起こらないことで、少し楕円形の軌道で地球を廻っているから月が少し遠くなったり近づいたりしているからです。当然ですが、月の大きさが変わっている訳ではありませんね。

撮影:2025年11月6日19時00分

🌠星空ナウ(2025年11月)
2025.10.29|

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星空ナウ(202511)

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宵の南の空にペガスス座を中心に秋の星座が見えています。明るい星が少ないのですが、東の空には明るい星の多い冬の星座が昇りつつあります。南の空にはポツンと土星が見えています。望遠鏡で眺めると環の傾きがほとんどなく串刺しのお団子状態の珍しい土星を見ることができます。真夜中には、木星が東の空から昇ってきてその明るさに驚きます。5日の満月は、2025年の中で最も地球に近い満月でスーパームーンとも呼ばれています。

1118日の未明にしし座流星群が極大を迎える。最近は時間56個程度であまり活発ではないが、かつて大流星雨を降らせた事があり有名な流星群。1966年と2001年に活発な流星雨を住職が目撃している。母彗星が回帰する33年ごとの周期があるとされている。

およそ80年の周期で爆発して2等星ほどに明るくなると予想されている「かんむり座の再帰新星T星」は昨年から特に変化なく、爆発の周期が延びているようです。最近では宵の西に低く見にくくなりました。増光時には2等星程になり、明るい時期は1週間ほどですのでチャンスは逃さないようにしたいものです。

1105🌕満月(望・ぼう)   (日没時東におぼんのような月、スーパームーン)

1105🌠おうし座流星群(おうし座中心に5個程度、火球期待、月明条件悪い)

1107日  立冬(りっとう)      (二十四節季・冬の始まり朝晩が冷込み季節の移り変わる頃)

1112🌗下弦の月(かげん)(未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

1112日  ISSきぼう   (○17:38南南西に見え始め〜南東35°17:43東に消える)

1113日  ISSきぼう   (○18:27西見え始め〜北西33°18:30北北西に消える)

1114日  ISSきぼう   (17:39西南西に見え始め〜北西60°17:45北東に消える)

1116日  ISSきぼう   (△17:40西に見え始め〜北北西21°17:45北北東に消える)

1118🌠しし座流星群極大(18日未明が見頃、5/時間、月明条件良し、稀に流星雨)

1120🌑新月(朔・さく)    (月と太陽が見かけ重なる。闇夜で星空観察好機)

1122日 小雪(しょうせつ)    (二十四節気・北国に雪の便り、わずかに雪の降る頃)

1128🌓上弦の月(じょうげん)(夕方南の中天に見える半月、欠けぎわクレーター綺麗)

11月のトピックス 11/18しし座流星群極大(深夜〜未明しし座中心に流星5/h稀に流星雨)

12月のトピックス 12/12双子座流星群極大(一晩中、双子座を中心に流星40/h月あり)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい宵には条件が悪く朝方のチャンスのみ記載しました。日本人宇宙飛行士として現在油井飛行士が搭乗中。今月は1日〜3日頃が夕べに見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらい、視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また別に、スターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。23等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)土星等惑星は星座間を動きます。

レモン彗星を求めて
2025.10.23|/ 願立寺日記

レモン彗星が最盛期を迎えました。天候が不順で曇りの日が続きましたが、23日にやっと秋晴れとなりましたので、明るくて星の見にくい大阪を離れ、美しい星空をもとめて兵衛県の和田山まで出かけ撮影してきました。

夕方、日没後の午後6時から7時ぐらいの1時間が撮影チャンス。街明かりが無く西空の低い位置が見える場所をみつけて撮影開始です。

レモン彗星(C/2025 A6)

撮影:2025年10月23日午後6時33分 250mmF5 和田山にて (住職)

頭部は肉眼でギリギリ見える約4等級、双眼鏡を使うとくっきりと見え、右上に淡く尾を引きほうき星らしい姿を見せてくれました。画像の彗星の尾に2種類あるのが分かりますか?黄色の太くて右にカーブしたダスト(塵)尾と、青みがかった細く直線状のイオンの尾です。発達した彗星の尾に見られる特徴的なものとされています。

日没後の西空、こんな感じです。

今回は初めて、熊出没が気になりました。各地で被害が出ているようで、キノコ採りでが彗星見物でとならないようにご注意ください。熊は生きる為に当たり前の事をしているだけなのにね。

レモン彗星が夕方に見えてきました!
2025.10.17|/ 願立寺日記

レモン彗星が夕方、西空に見え始めたのでマスコミやネットが騒がしくなってきました。

10月中旬がチャンス、薄明終わりに20〜30分ぐらいが見頃で、あっという間に西に沈んでいきます。

肉眼ではギリギリ、位置が分からないと見つけるにが厳しいかな、双眼鏡的な3〜4等星の明るさです。

ぼんやりと上に尾を引いたのが彗星(ほうき星)です。

画像:ウエザーニュースより

明るくなってきたレモン彗星
2025.10.8|

明け方、北東の北斗七星の右側で話題のレモン彗星が明るくなってきました。6等星の明るさで肉眼ではまだ厳しい状態、今朝は西空に満月があって夜空が明るいため双眼鏡でも存在がギリギリ確認できる程度でした。望遠鏡を使った添付画像では薄らと尾が伸びているのが分かります。

これから1週間程は明け方に見え、その後は夕方の西空に移ります。暗い夜空に出かければ3〜4等級、尾伸ばした彗星(ほうき星)らしい姿を見ることができるかもしれません。

撮影2025.10/8 05:02 (250mmF5)

中秋の名月2025
2025.10.6|/ 願立寺日記

撮影:2025.10/6  21:41

撮影:2025.10/6 18:56  これは、スマホでパチリ

快晴の秋空でしたが、少し流れ雲が掛かってきたので急いで撮影しました。綺麗な名月です!

月齢8.7
2025.10.1|

今夜の月、月齢8.7です。

上弦を一日過ぎて、中秋の名月まで5日。コペルニクスやプラト━などの著名なクレ━タ━やアペニン山脈などが見どころです。

未明の空にレモン彗星
2025.9.30|

昨晩未明のレモン彗星です。双子座と北斗七星の間のあたり、双眼鏡で微かに見えてきました。7等星の明るさで肉眼ではまだむり、望遠鏡で写すと緑の頭部と淡く尾が上に伸び始めました。2週間後には夕方の西空に更に明るくなって見える様です。

レモン彗星(C/2025 A6) 撮影:2025.9/30. 03:58(250mmF5)

🌠星空ナウ(2025年10月)
2025.9.30|

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星空ナウ(202510)

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◆夏の大三角がしぶとく西の空に、ペガサス、アンドロメダなど、秋の星座が南から東の空にかけて見頃です。今年の中秋の名月は106日で、満月と1日ずれます。中秋の名月の近くには環の細くなった土星が観望の好機を迎えます。さらに注目は、10月の中旬の夕方西に低く2つの彗星が現れるニュースがありぜひご覧ください。

◆2つの彗星(ほうき星)10月の中旬に、夕方の西空に肉眼的になる可能性があり注目です。最近発見された新彗星スワンはすでに太陽への接近をすませ暗くなり始めました。レモン彗星は最盛期がこれからで特に1010日から月の影響の出始める25日の日没の西空が見頃です。ほうき星らしい淡い尾を上に吹上げている姿を期待したいものです。新しい情報があればこのサイトにアップします。

およそ80年の周期で爆発して2等星ほどに明るくなると予想されている「かんむり座の再帰新星T星」は昨年から特に変化なく、爆発の周期が延びているようです。最近では宵の南に高く見える位置になっています。増光時には2等星程になり、明るい時期は1週間ほどですのでチャンスは逃さないようにしたいものです。

0930日  ISSきぼう   (○19:13西北西に見え始め〜南西42°19:17南に消える)

1001日  ISSきぼう   (18:25北西に見え始め〜天頂86°18:36南東に消える)

1003日  ISSきぼう   (△18:26西に見え始め〜南西23°18:31南に消える)

1006日 中秋の名月   (太陰太陽暦における815日の月)

1007🌕満月(望・ぼう)   (日没時東におぼんのような月、前日中秋の名月)

1008日  寒露(かんろ)      (二十四節季・夜が長くなり露が冷たく感じられる頃)

1014🌗下弦の月(かげん)(未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

1021🌑新月(朔・さく)    (月と太陽が見かけ重なる。闇夜で星空観察好機)

1023日 霜降(そうこう)    (二十四節気・朝晩冷込み始め、朝露が霜に変わる頃日)

1030🌓上弦の月(じょうげん)(夕方南の中天に見える半月、欠けぎわクレーター綺麗)

11月のトピックス 11/18しし座流星群極大(深夜〜未明しし座中心に流星5/h稀に流星雨)

12月のトピックス 12/12双子座流星群極大(一晩中、双子座を中心に流星40/h月あり)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい宵には条件が悪く朝方のチャンスのみ記載しました。日本人宇宙飛行士として現在油井飛行士が搭乗中。今月は1日〜3日頃が夕べに見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらい、視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また別に、スターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。23等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)土星等惑星は星座間を動きます。

皆既月食2025.9/8
2025.9.8|/ 願立寺日記

3年ぶりの皆既月食です。深夜から未明に満月が1時間ほどでスッポリと地球の影に入りました。音もなく赤銅色に染っています。

いつもの皆既と比べて暗い皆既の印象でした。次回は来春3月3日の夕刻に起こるので、たくさんの方々に見られることでしょう。

皆既開始の月 2025.9/8 02:36

本堂と皆既の月、左上の星は土星

 

 

月齢11.7
2025.9.5|

今夜は月齢11.7 中天にきれいに見えています。明後日9月7日の深夜、地球の影に入って皆既月食があります。

2025.9/5 22:37 Seestar50

星空ナウ(2025年9月)
2025.8.27|

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星空ナウ(20259)

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9月の夕べ、夏の大三角を代表する夏の星は西空に傾き初めますが、天の川に沿って星雲星団などの見頃は続きます。東にはペガサスやアンドロメダなどの秋の星たちが次々と昇ってきます。明るい星の少ない夜空に、衝を迎える土星がドッカリ輝いて観望の好機を迎えるのが楽しみです。望遠鏡を向けると「あれっ?環が無い」と見えますが、よく見ると15年ごとに見られる環の傾きが無くなる時期で、今は串刺しのお団子状態の珍しい土星の姿になっているのです。さらに97日の深夜には、全国で見られる3年ぶりの皆既月食があり 注目です。

およそ80年の周期で爆発して2等星ほどに明るくなると予想されている「かんむり座の再帰新星T星」は昨年から特に変化なく、爆発の周期が延びているようです。最近では宵の南に高く見える位置になっています。増光時には2等星程になり、明るい時期は1週間ほどですのでチャンスは逃さないようにしたいものです。

0907日  白露(はくろ)   (二十四節季・暑さも収まりはじめ、草花に朝露がつく頃)

0908🌕満月(望・ぼう)      (日没時東におぼんのような月、未明に皆既月食!)

0908日  ISSきぼう   (△19:13南に見え始め〜南東27°19:16東に消える)

0909日  ISSきぼう   (○20:00西に見え始め〜西北西40°20:04北西に消える)

0910日  ISSきぼう   (19:10南西に見え始め〜天頂79°19:17北東に消える)

0912日  ISSきぼう   (○19:11西に見え始め〜北西26°19:16北北東に消える)

0914🌗下弦の月(かげん)(未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

0921日 土星が衝 (見かけ太陽と真反対の位置にあり、一晩中観望できる)

0922🌑新月(朔・さく)    (月と太陽が見かけ重なる。日食があるも日本で見れない)

0923日 秋分(しゅうぶん)    (二十四節気・太陽が秋分点通過、昼夜の時間が等しくなる日)

0930🌓上弦の月(じょうげん)(夕方南の中天に見える半月、欠けぎわクレーター綺麗)

10月のトピックス 10/21オリオン座流星群極大(深夜〜未明オリオンを中心に流星5/h)

11月のトピックス 11/18しし座流星群極大(深夜〜未明しし座中心に流星5/h稀に流星雨)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい宵には条件が悪く朝方のチャンスのみ記載しました。日本人宇宙飛行士として現在油井飛行士が搭乗中。今月は8日〜12日頃が夕べに見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらい、視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また別に、スターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。23等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)土星等惑星は星座間を動きます。

9月7〜8日の皆既月食の進行図

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