東に満月
2022.4.16|/ 願立寺日記

 

 

久しぶりの快晴で黄昏れてゆく西の空を眺めて

ふと振り返ると、見事な満月が東の空低くにありました。

 

 

ズームで幾分か拡大すると月の模様が見えてきます。

よく言われるのが「ウサギの餅つき」

ハサミの振り回す「カニさん」、本を読む「おばあさん」・・・

いろいろ想像してみてください。

 

英語圏ではなぜか「ピンクムーン」と言うらしい。

桜の花の色からピンクだと日本のイメージという雰囲気だし

春分の日のつぎの満月の後の日曜日がイースター(復活祭)

いうのも諸説にあるらしいが何故ピンクなのか。

 

この時期は日本では春霞の時期、黄砂の影響を考えると

イエロームーンになってもよい気がする。

実際には昇った直後だったので赤みかかったイエロームーンだった。

 

人間は、ほんとにあれやコレヤといろいろ思いつくみたい。

🌠星空ナウ (2022年3月)
2022.3.1|

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星空ナウ(20223)

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3月に入ってすぐに南風になり急に春めいてきました。年末から新年には夕方に金星や木星などの明るい惑星が見られましたが、その星たちは太陽と重なり見えなくなったのち明け方の星となって賑やかに輝いています。

 

冬の星座のオリオン座など夕方に南の空高く見えていますが、日に日に西空に低くなり、いよいよ春の星座が東の空に見やすくなってきます。しし座やおとめ座、牛飼い座などがあって、北には北斗七星が見やすい位置に昇ってきます。 

 

303日 新月()                  (月と太陽が見かけ上、重なり見えない)

305日 啓蟄(けいちつ)     (春の暖かさを感じて、虫が外に這い出てくるころのこと)

317日  ISSきぼう    (19:21南西に見始め〜西天頂〜北東消える)

318日  ISSきぼう    (18:33南西に見始め〜東天頂〜北東消える)

318日  満月()                  (日没時東にまん丸の月)

318日  彼岸入り     (春彼岸7日間の最初の日)

319日  ISSきぼう    (△19:22西に見始め〜北西23°〜北に消える、低空)

320日  ISSきぼう    (○18:35北西に見始め〜北北西38°北東消える)

320日  金星西方最大離角(明け方に金星が太陽と最も離れて見える。ー4.5)

321日  春分の日・彼岸中日 (太陽が真東から出て真西に沈む・昼夜の時間等しく)

328日 未明に月と惑星会合 (明け方に細い月、火星、土星、金星が集まる)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。46分間(数分の誤差あり)

 

国立天文台HPより (大阪の空もあまり違いはありません)

かに星雲
2022.2.20|/ 願立寺日記

おうし座の「かに星雲」を撮影しました。

 

おうしの角の星の直ぐ近くにあって、望遠鏡で見ても明るい大阪の夜空では微かに存在がわかる

程度ですが、最近のデジタルの技術で小さな望遠鏡でもこのように簡単に写せるようになりました。

まったく驚きです。フイルム写真では昼間のように真っ白に被ってしまうところです。

もちろん肉眼では見えません。

 

かに星雲 撮影:2022年2月20日

 

 

この星雲はM1とも呼ばれ、18世紀、フランスの観測者メシエがたくさんの星雲や

星団を整理しカタログを作ったときの第一番です。

 

1051年に昼間も見えたという超新星の爆発残骸で、当時とても明かるく輝き、

日本でも鎌倉時代、藤原定家の「明月記」に過去記録として記載されているほどです。

かつて大きな望遠鏡で観測され始めたころ、この星雲がカニが足を広げているように

見えたことから「かに星雲」のニックネームで呼ばれています。

 

私たちの銀河で超新星が出現する確率はおよそ100〜200年に1個程度と予想されています。

昼間も見えて、数ヶ月も輝くと言われる「超新星!」、命あるうちに逢いたいものです。

🌟星空ナウ(2022年2月)
2022.1.30|

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星空ナウ(20222)

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冬の星座たちが、日の入り後の空を彩っています。オリオン座を目印におうし座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、と時計まわりに探してみましょう。それぞれの星座に一等星があります。時間とともに、しし座や北斗七星など、春の星が東の空に昇ってきて春の兆しを感じます。

夕方の西の低い空に木星が見え、明け方の東の空には、13日に最大光輝となる明るい金星と、その近くに火星が見えます。 23日には細い月が夕方の空で木星に見かけ接近して美しく見られます。

また2月は、見る機会の少ないりゅうこつ座の一等星カノープスを短い時間だけ真南の超低空地平ギリギリに現れます。19時前後の短時間ですが探してみましょう。別名南極老人星といって、この星を見つけたら長寿になれるという俗説があります。この星を南半球オーストラリアで見る機会があったのですが、高い夜空にシリウスに次ぎ全天で二番目に明るい輝星でした。

201日 新月      (月と太陽が見かけ重なり見えない。朔ともいう)

203日 月が木星と並ぶ  (細い月と明るい木星がとても美しい、今夕方最後)

203日 節分(せつぶん)    (雑節の一つ、季節を分ける始まりの日の前日)

204日 立春(りっしゅん)  (暦のうえで春が始まる頃、節分の翌日)

204日  ISSきぼう    (△18:38北西に見始め〜北20°〜北北東消える)

205日  ISSきぼう    (18:38北西に見始め〜天頂〜南東消える)

209日  金星最大光輝  (明け方に金星が一番輝くとき。ー4.6)

217日  満月           (日没時東にまん丸の月・望ともいう)

219日  雨水(うすい)         (降る雪が雨と変わり、雪解けの頃。農耕の始まり)

227日 未明月と金星並ぶ (明け方に明けの明星と細い月が接近、きれい!)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。46分間(数分の誤差あり)

 

星空図:国立天文台HPより  (大阪の星空も大きな違いはありません)

💫星空ナウ(2022年1月)
2022.1.1|

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星空ナウ(20221)

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🌠大寒の月、寒さが最も厳しくなってくる時節ですが、冬至を過ぎて日が経つと夕方など少し日が長くなり始めます。🌃夕べに長く輝いていた金星も明け方にまわり、明けの明星として月末に見え始めます。代わりに冬の星座の代表、オリオン座が東にの空に高くなってきました。冬は特に明るい星(一等星)リゲル、ベテルギウス、シリウス、カペラ・・・が多い時期です寒空に夜空を見上げてみましょう。🌟一番の見ものは4日未明の四分儀座流星群、暗く速い流れ星が特徴です。

 

103日 新月      (月と太陽が見かけ重なり見えない)

104日 四分儀座流星群 (夜半〜未明、1時間に3050個程度・暗く速い流星)

105日 小寒(しょうかん)  (寒の入りとよばれ、これから寒さが厳しくなる頃)

106日 月が木星と並ぶ  (細い月と明るい木星がとても美しい)

107日  夕方水星が見える(太陽に一番近い惑星で見るチャンスは少ない)

118日  ISSきぼう    (18:28南西に見始め〜北西55°〜東北消える)

118日  満月           (日没時東にまん丸の月・ウルフムーン本年最小の満月)

119日  ISSきぼう    (17:41南西に見始め〜南東76°〜北東消える)

120日  大寒(だいかん)       (一年で、一番寒さが厳しくなる頃)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。46分間(数分の誤差あり)

 

国立天文台HPより(大阪の星空もほぼ同じ)

夕空に金星、土星、木星が並んでいます。
2021.12.4|/ 願立寺日記

この頃よく聞かれます。

「夕方、ものすごく光っている星ですが、何て言う星ですか?」と

「宵の明星、金星です!」と即、答えています。

望遠鏡で見ると図のように三日月の形に欠けていて驚きです。

 

その左上にあるのが土星、そして木星と3つの惑星が南西の夕空に

並んでるいるのでとても目立っています。

127日、8日、9日には三日月状の月が近づいて見えるのでとても鮮やかです。

金星ですが、宵の空に見えるのは正月まで、1月中旬から明け方の空にまわります。

 

夕方の空です。「国立天文台HP」より

✨星空ナウ(2021年12月)
2021.12.1|

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星空ナウ(202112)

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★冬至を迎える月ですから一年中で最も日が短く夜が長い時期です。★夕空には南西に宵の明星(金星)が一番星として輝きを増します。124日が最大光輝(最も明るくなる)を迎えるため、前後1週間ほど白昼、青空をバックに肉眼で見えます。南西には金星、土星、木星が並んで三日月が加わると壮観です。東空にスバルやオリオン座が見え始めいよいよ、明るい星の賑やかな冬の星空のシーズンが始まります。

★4日の新月には南極で皆既日食が起こりますが日本では全く見えません。🌠一番の天体ショーは1314日の「ふたご座流星群」です。時間3060個の流れ星が冬の星座をバックに流れるのが見られます。今回は満月の時期と重なって空が明るく暗い流れ星が見えないのが残念です。☄️上旬にレナード彗星というほうき星が明け方、東の空に見えますがとても淡く見るのが難しいでしょう。

 

1204日   新月     (月と太陽が見かけ重なり見えない・皆既日食は見えない)

1204日   金星最大光輝 (宵の明星が最も輝く、マイナス4.7等の明るさ)

12月上旬 レナード彗星  (明け方東の空に見える箒星・牛飼い座付近にギリギリ肉眼で見える)

1207日  大雪(たいせつ)  (大雪の節に入る日)

1208日  ISSきぼう   (○18:24北西に見始め〜南20°消える)

1209日  ISSきぼう   (17:36北西に見始め〜天頂〜南東南10°消える)

1214日 ふたご座流星群 (一晩中・1時間に3060個程度・母天体フェートン)

1219日  満月        (日没時東にまん丸の月・月夜で明るい)

1222日  冬至(とうじ)       (日短きこと至きわまる・一番日照が短い日)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。46分間(数分の誤差あり)

ほぼ皆既月食ミニ観望会(11月19日夕刻)
2021.11.19|/ 願立寺日記

案内しておりました部分月食が快晴に恵まれ、月の出から満月への

復円まで見ることができました。

 

 

本堂西側の今は空き地で見ていたら、ご近所さんも集まってミニ観望会に

なりました。婦人会でお話ししていたこともあり、何人かのご門徒さんも

お越しになって久しぶりの月食観望を楽しんでおられました。

 

 

最近の子どもさんは、欠けたお月さまをスマホやアイパッドを使って、

望遠鏡にくっつけて撮っては写った写ったとはしゃいでいたようです。

後半には西空を通過したISS国際宇宙ステーションの通過も見られたので

「当番の朝礼で発表できる!」とか。

ほんと時代を感じます。

 

本堂とほぼ皆既の月

 

 

望遠鏡で見るとこんな感じ、部分月食ですが98%のほぼ皆既状態、光を残している部分と

影の赤銅色コントラストがかえって美しい!

 

ミニ観望会 国際宇宙ステーションの通過も見られました。(肖像撮影掲載許可済)

9月19日の部分月食を見ましょう
2021.11.15|/ 願立寺日記

1119()夕刻に東の空で、部分月食があります。

 

部分月食と言っても、最も欠けた18時過ぎには98%の食ですから

ほとんど皆既月食といってもいいくらいの月食です。

 

注目は大阪での月の出が1647分ですが、その時にすでに月食が始まっており

左半分ぐらい欠けた状態で月が昇ってきます。

東の空、右上に昇りながら次第に欠けた部分が大きくなり、やがて1803分ごろには

ほとんど皆既状態になります。

その頃の欠けた部分が少し赤みがかった影の色が見られるのが月食特有の

特徴です。(赤銅色)

その後、光を取り戻しながら元の満月に戻るのが1947分となって月食は終了します。

 

秋の夕方、少し寒くなりますが生活時間帯の月食ですから、

周りの皆さんに声をかけて珍しい天体ショーを楽しんでください。

 

出典:チロ天文台:藤井旭

🌠星空NOW (2021年11月)
2021.10.20|

★夜が長くなります。夕空には南西に宵の明星(金星)が一番星として輝きを増します。12月の始めに金星が最大光輝(最も明るくなる)を迎えるため、月末には白昼、青空をバックに肉眼で見えるかもわかりません。★南西から南には土星、木星が変わらず観望の好機が続きます。東空にオリオン座が見え始めいよいよ、明るい星の賑やかなな冬の星空のシーズンが始まります。

🌕一番の天体ショーは19日宵の「部分月食」です。部分月食といっても98%が欠けるということで、ほぼ皆既月食のようなものです。満月が欠けながら昇ってきます。秋の澄んだ夜空の月食、ぜひご覧になってください。

 

115日   🌚新月    (月と太陽が見かけ重なり見えない・闇夜・星空綺麗)

117日   立冬(りっとう)  (冬の始まり・木枯らしが吹き初雪の便りも)

1112日 おうし座北流星群(ピークなだらか・1時間に510個程度・母天体エンケ彗星)

1117日  ISSきぼう   (18:36 南西に見始め〜南西40° 〜南西消える)

1118日 しし座流星群  (33年周期の流星雨が有名・ピーク急激・母天体テンペル・タットル彗星)

1118日  ISSきぼう   (17:53 南南西に見始め〜南東40° 〜東消える)

1119日  部分月食      (欠けた状態で月の出・食最大18:02,食分98%ほぼ皆既)

1119日  🌕満月       (日没時東にまん丸の月・今回は月食・月夜で明るい)

1122日  小雪(しょうせつ)(雪が降り出す頃・まだ積もる程でないため小雪と呼ばれた)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。46分間(数分の誤差あり)

 

 

最近の日没後、南西〜南の空です。金星を目印に探してください。  (画像: 国立天文台HPより)

🌠星空NOW (2021年10月)
2021.9.20|

日没が早くなり秋が進む頃になりました。夕空には南西に宵の明星(金星)が一番星として輝き、南の中天、右に土星、左に木星が簡単にみつかります。一番明るいのが金星、続いて木星、そして土星の順です。この3つの明るい惑星は、日々少しずつ位置を変えていきますが、10月〜11月にかけて観望するのにとてもよい時期になります。

 

10月8日   寒露(かんろ)     (野草にかかる冷たい露、本格的な秋の始まり)

1089日   りゅう座流星群 (別名ジャコビニ流星群、かつて流星雨もあった)

109日    ISSきぼう   (18:11〜西に見始め〜南西40° 〜南に消える)

10910日 夕方~宵、細い月と金星、アンタレスが見かけ接近、美しい

10月中旬   金星とアンタレスが見かけ接近 (金星明るくアンタレスが比較暗い)

1012日   いて座φ星の食  (21時頃、月が前を通り星が隠れる)

10月21日   オリオン座流星群 (1時間あたり数個 ピークなだらか・母天体 ハレー彗星)

1023日   霜降(そうこう)        (露が霜に変わり、朝夕涼しさから寒さへ)

1025日        水星西方最大離角 (水星が明け方東の超低空に短時間見える)

1030日   金星東方最大離角 (金星が夕方南西の空に見かけ太陽から一番離れ輝く)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から夕方のチャンスのみ記載しています。明るい星が星空をバックに移動していくようすが5〜7分ほど見えます。(数分の誤差あり)

 

山門前、秋の夕暮れ

8/12〜14、今年のペルセウス座流星群は条件抜群!
2021.8.4|/ 願立寺日記

毎年この時期に話題になる流星群です。

今年は8日が新月で、流星群の夜は月明かりが全く無い抜群の条件となります。

流星群は彗星が残した小さな塵粒の川に地球が入っていくことで、地球大気に粒が

飛び込みたくさんの流れ星が見られる現象です。

 

その日が8月12〜14日で、一番の見どころは13日未明、街明かりのできるだけ

少ないところで見れば一時間に50〜60個の流れ星が見られるるはずです。

よく、たくさんの流れ星が放射状に写った啓蒙画像が紹介されていますが、

合成された画像です。実際には一つひとつ別々に見られるものですのでご留意を。

 

星を見る楽しみは、自然相手で新型コロナ感染にも強いのではと感じています。

ソーシャルディスタンス、夏の夜空を楽しんでください。

ただ一つ条件は天気です!

 

国立天文台ホームページより

 

◆後記:期間に何度も空を見上げましたが雲ばかり、北海道の一部を除いて全国的に

ダメだったようです。自然相手だもの、やむなし残念! (8/14 18:50記)

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