NGC4565
2024.6.6|

私たちの銀河系の外にある同様の星の巨大な円盤状の渦巻きです。真上からだと円形に見えますが、真横から見るとこんなふうに直線状に見える見本のような渦巻き銀河です。ちょうどコマを回して真横から見るようなもの、円盤の縁にある暗黒帯が筋状に確認できるのも興味深いところです。
こんなのが明るい八尾の夜空で撮影できるようになり驚きです。

NGC4565
かみのけ座の渦巻銀河で、地球から約3000万から5000万光年離れている。エッジオン銀河やNeedle Galaxy.と呼ばれている。(ウイキペディア)

🌃星空ナウ(2024年6月)
2024.5.27|

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星空ナウ(2024年6月)
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◆ 爽やかな5月が過ぎ、梅雨入りの頃となってきました。夕方の星空は冬の星が西に見えなくなり、南に高くしし座やおとめ座、アークトゥルスの明るいうしかい座が天頂に高くなってきました。今年の夏至は6月21日。夏至は、1年の中で夜が一番短くなる日です。日の入り後、空が暗くなった頃には春の星座が西に少し傾いて、東の空にはこと座のベガを先頭に夏の星たちが姿を見せるようになってきました。明け方には、東の低空に火星が、南東の空に土星が見えています。
今月は目立った天文現象はありませんが、惑星と月が近づく様子を楽しみましょう。
◆20日の夕刻、さそり座の赤い一等星、アンタレスが明るい月に隠されます。夏至近くの日没前の明るい空で、満月一日前の月に隠されるのですからいくら一等星とはいえ、とても見にくい現象です。双眼鏡や望遠鏡が必要になるでしょう。大阪では18:30に隠れ、19:09に出てきます。
◆かんむり座が見やすい位置になってきました。80年周期と言われる再帰新星「T CrB」が増光すれば、数日間北極星クラスに輝くはずです。人生に一回です!たぶんこの一年以内には起こるかも。注目。

6月02日  ISSきぼう  (△19:54西に見え始め〜南西仰角16°〜19:58南に消える)
6月05日  芒種(ぼうしゅ) (二十四節季・気温が上がり穀物の種まきをする頃)
6月06日  新月(朔) (月と太陽が見かけ重なる。月明なく闇夜に星がよく見える。)
6月14日  上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)
6月20日  アンタレスの食(さそり座の一等星が月に隠される。18時30分から19時頃)
6月21日  夏至(げし) (二十四節季・太陽が北側に寄り一年で最も昼の時間の長い日)
6月22日  満月(望) (日没時東におぼんのような月)
6月29日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

※「ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は2日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により3〜5分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるよう北です。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・○まずまず・△低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。
また、別のスターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。1〜2等星くらいの人工衛星が10個20個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

Screenshot

※星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

太陽に肉眼黒点
2024.5.11|/ 願立寺日記

太陽に肉眼黒点が出ているというので望遠鏡を向けてみました。するとデッカイのが見かけの、下の端っこ(撮影した画像では右端)に出てました。太陽メガネで見ると有るある、久しぶりの肉眼で見える黒点でした。
報道で大規模な太陽フレアー(爆発)がみられて、地球の磁場に影響しているとのこと、北海道でも低緯度のオーロラがみられそうだということです。11年周期の太陽活動、ここ数年が一番活発な時期です。


撮影:2024.5/11 15:23

こぎつね座の亜鈴状星雲 M27
2024.5.10|

こぎつね座のM27(亜鈴状星雲)
惑星状星雲のひとつ。ダンベルの姿に似ていることから、あれい星雲と呼ばれています。中心に12等の星があり、かつて新星爆発を起こして今も飛び散るガスが星雲として見えており、大きさは100年間に6.8″拡大しています。ガスの余熱で放つ紫外線によって蛍光灯のように輝き、エメラルドのような独特な色が特徴です。
デジタルの撮影技術の進歩で八尾のように星の見えない光害地でもこのような天体の撮影が可能になりました。驚きです。
撮影:2024.5/10.00h40m

「竹之内隕石落下の地」を訪問
2024.5.2|/ 願立寺日記

朝来市竹之内地区の「竹之内隕石落下の地」を訪れました。

和田山の町を北に抜け、のどかな山あいの道を進んでいくと次第に谷筋が狭くなり小高い山が迫ってきました。道沿いには所々に集落があり水田には田植え前の準備に忙しそうな村人の姿がありました。

地図をたよりに隕石落下地点に近づくと道傍に大きな看板に「竹之内隕石落下の地」とあり赤い矢印が示されていました。

30メートルほど先の木立の下に目当ての落下地点に立派な石碑がありました。建立して随分年月が経過したのか苔むす石碑文には、明治13年2月18日未明の落下時の様子や、のちに国立博物館の村山先生の調査研究により、科学的に解析された隕石としては日本初の隕石との言われが記されていました。

当時兵庫、大阪、京都などに大音響と共に火球が飛んだと伝わりますが、かつて明治時代にこのような山あいの民家の土蔵に700グラム程の隕石が落ちたのかと、現地では実際にどの様な状況であったのか想像がふくらみます。

判読が難しくなっていますが、往時の様子が碑文となっています。

室生の星見処で若菜祭
2024.4.27|/ 願立寺日記

1978年星仲間と奈良の山中、室生の里に造った星見処で「室生観測所」と呼んでいます。後4年程で50周年を迎えます。今日は恒例の若菜祭で観測所の春を楽しみにこの時期に集まって一献やって星見をする事にしています。

また、この日は大事なメンテナンスの日で風雨に曝されて薄汚れていた天体ドームをみんなでシャンプーし水荒い、ワックス掛けしてピカピカになりました。皆さんご苦労様です!

観測所への野辺の道にタンポポの綿毛がたくさん可愛いらしく、周りは鶯の鳴き声が春の訪れを知らせてくれていました。

今日の月24.4/19
2024.4.19|/ 願立寺日記

久しぶりに好天が続き夕方になって月齢10.4の月が見えてきました。左上部の虹の入江が美しく、上部にプラトーや下部にテイコと呼ばれるクレーターか目立ちます。


月齢10.4 2024.4/19 19:47YAO

今日の太陽24.4/19
2024.4.19|

黄砂も一段落して久しぶりの快晴です。

数年前よりずいぶん黒点が増えてきたようで、特徴的な黒点群が中央に見られます。黒点数の増減は太陽の11年周期の指標ですが、前回の極大が10年程前でしたのでしばらく極大期を楽しめそうです。

 

2024.4/19 13:56 YAO

 

 

ポンス−ブルックス彗星が見えました  和田山にて
2024.4.13|/ 願立寺日記

 413日の夕方、北兵庫、和田山に出動して12P/ポンスブルックス彗星を観測するチャンスがありました。この彗星はハレー彗星に近い71年ほどの周期で太陽を周回しておりこの数ヶ月かけて明るくなってちょうど今が一番の条件ということです。

 

 大阪ではしばらく雲の到来で連日残念な思いで見ることができませんでした。当地、和田山は街明かりがほとんどなく淡い彗星の観測にはピッタリでした。所用を済ませて彗星が見えるのは午後7時半の10分から20分が勝負。彗星の位置が真西の高さが10度ほどの超低空、うかうかしていたらアットいう間に沈んでしまいます。運良く雲が切れほぼ快晴になり、薄明が残って月明があるもののかなり暗い空が広がりました。そうするうちに木星が目印でそのすぐ下に12P/ポンスブルックス彗星が見えてきました。手持ち3.2cm6.5倍双眼鏡で、眼で見た明るさは光度4.5等と周りの星と比べて見積もりました。残念ながら高度が低いためかかなり条件の良い空でも肉眼では見ることができませんでした。ただ、光度的には肉眼彗星と記録されると思われます。同時に望遠鏡で撮影した彗星には明るく大きくなり尾を伸ばした彗星が写りました。今後の天候をみると見納めかと思います。次は70年後かとってもムリやなぁと一人笑っていたところです。

 

 撮影後、近くに13P/オルバース彗星というこれも69年ほどのよく似た周期をもつ彗星が10等の明るさで見えていましたので撮影しました。中央矢印の小さな少し青みがかったぼんやりと滲む星がそれです。また撮影中、スターリング衛星群という最近頻繁に打ち上げられている20個以上の人工衛星列がのが南の高い位置を通過していきました。さすがに暗い夜空でこその眺めでした。

 

 

12P/ポンスブルックス彗星 (撮影:2024.4/13 19:37) 50mmF5(f250mm) トリミング

 

13P/オルバース彗星    (撮影:2024.4/13 19:47)  50mmF5(f250mm)トリミング

🌠星空ナウ(2024年4月)
2024.4.1|

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星空ナウ(20244)

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春らしくなって桜満開です。大陸からの黄砂の流れる日もあり春霞で夜空が少しぼんやりとする時期です。太陽が沈んで暗くなった頃の空を見上げると、西の空を中心に冬の星座の星々がまだ残っています。低い西空にとても明るく 輝いている天体が木星です。空の高い所には、春を代表する星座のしし座、その北側には北斗七星を含む星座のおおぐま座が見えています。北斗七星から北極星を探してみてください。

 周期が71年のポンスブルックス彗星が夕方西空低く45等星の明るさになってかすかに尾もたなびかせています一般にはとても淡く、肉眼で見る事は難しいでしょう。9日にはアメリカで皆既日食がありますが残念ながら日本では見ることができません。

 

◆再帰新星といって周期的に爆発して明るくなる星が今、注目されています。かんむり座のT星という星で一度爆発すると、普段は12等級でとても暗い星が2等星ぐらいにまで急に明るくなり一週間程度肉眼で見える星となることが予想されています。周期が約80年、今まで1866年と1946年に爆発して増光していますので、この一年の間に明るくなるのが期待されます。人間一生に一度のチャンスです!下図では東の空アークトウルスの近くにある小さな星座、今のうちに探しみてください。

 

402日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

402日  ISSきぼう  (19:25西北西に見え始め〜南西仰角47°19:29南南東に消える)

404日  ISSきぼう  (△19:20西に見え始め〜仰角14°西南西消える、低い)

404日 清明(せいめい) (二十四節季の一つ、春の日差しを受け万物が明るく清らかな頃)

409日   新月()            (月と太陽が見かけ重なる。アメリカで皆既日食、日本ではみえない)

416日  上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

419日  穀雨(こくう)  (二十四節季の一つ、春雨が百穀を潤す事、田植えの時期の目安)

422日  こと座流星群極大(1時間に5個程度、月明があり条件はよくない)

424日  満月()          (日没時東におぼんのような月)

 

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は24日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるよう北です。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また、別のスターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。12等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

 

 

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

「カイロス」ロケット打ち上げ、大阪から見えるかも?
2024.3.7|/ 願立寺日記

3月9日11:00〜、串本の民間ロケット発射場から第一号のロケット「カイロス」が打ち上げられるようです。

条件が整えば大阪からも打ち上げの軌跡が見られそうですので是非挑戦してみてください。

地平まで快晴が最低条件、真南からほんの少し左の位置を画像のように上昇します。

以下、想定図です。

白い噴射の煙軌跡が肉眼でも見えると思われますが、双眼鏡があればよりハッキリとするでしょう。

 

■打ち上げ直前に日程延期になりました。ひとまず残念!(追記11:20)

◾️3/13に延期、11:01点火されましたが数秒後爆発炎上、打ち上げ失敗です。本当に残念‼️(追記3/13  11:15)難しいものですね。

 

画像出典:「ブログ・ロケッこがゆく」より

 

今日の太陽24.3/3
2024.3.3|/ 願立寺日記

幾つかの黒点が見られます。今年の大阪の冬は天気が安定しません。久しぶりの快晴日です。

 

2024.3/3. 15:17

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