10月16〜17日 報恩講厳修
2022.10.1|願立寺日記

タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)

  ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)

  アオイ科 バボニア属、南米原産 H50cm200cm 、花期7月~10月 、常緑低木

 

春にご門徒さんからひと株いただき、日当たりの良いところに移植しておきました。

初めは元気がなく枯れてしまうのかなと心配しましたが、真夏の炎天下の頃からグングン大きくなり可憐な薄ピンクの白い花をつけだし、次々と咲続けています。中々強い花です。

 

 

◎報恩講が勤まります。

10月16〜17日、両日とも14:00〜 正信偈のお勤めのあと、ご法話があります。

法話:當麻秀圓師、(大和高田)正行寺前住職

感染対策をして執行します。どなた様も誘い合わせてご参詣ください。

🌠星空ナウ(2022年10月)
2022.9.24|

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星空ナウ(202210)

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夕空南に木星と土星が並んで輝き観望の好機が続きます。土星に望遠鏡を向けると美しい環が見えます。環の傾きは50年周期で年々変化しますが、今年の土星は最も土星らしい環の傾き!と言っていいでしょう。深夜になると東に赤い星が昇ってくるのが火星です。火星の赤みは不気味なくらいです。12月の最接近に向けてグングン地球に近づいてきましたが残念ながら小さな望遠鏡では模様までは見えません。89日にはりゅう座流星群が活動の時期を迎えますが一時間あたり数個流れる程度です。緩やかに流れるのが特徴で、かつて数百、数千もの流れ星が飛ぶ「流星雨」が記録されています。シリウス伴星も50年ほどの周期でシリウスの周りを回っています。シリウスの主星が明るすぎて眩しく、8.4等の伴星は見にくいのですがここ数年がチャンス。住職は前回1975年頃に、手作りの口径15cmの反射望遠鏡で高倍率をかけて見たことがあります。かなりマニアの世界かな。この時期シリウスは深夜1時頃、南東の空に見え始めます。

 

1001日 シリウス伴星最遠 (シリウスの伴星がシリウス主星から見かけ最も離れる)

1003日 上弦の月     (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

1004日  ISSきぼう    (19:01北西に見え始め〜19:05天頂に消える)

1005日  ISSきぼう    (○18:13北西に見え始め〜北東37°18:18東に消える)

1006日  ISSきぼう    (○19:01西北西に見え始め〜南西38°19:05南に消える)

1007日  ISSきぼう    (18:12北西に見え始め〜天頂68°18:18南東に消える)

1009日  ISSきぼう    (○18:11西に見え始め〜南西20°18:15南に消える)

1008日 寒露(かんろ)           (二十四節季の一つ、晩秋から初冬にかけての露の頃)

1089日りゅう座流星群 (別名ジャコビニ流星群・稀に流星雨の可能性)

1010日  満月()                  (日没時東にまん丸の月・芋名月・来月皆既月食)

1018日  下弦の月        (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

1023日 霜降(そうこう)      (二十四節季の一つ、寒い朝に霜が降りはじめる頃)

1025日 新月()                 (月と太陽が見かけ重なり見えない。闇夜で星空観望好機)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように46分間見えます。(数分の誤差あり)

次の皆既月食は、2022118日夕刻にあります。全国で見られ大阪も観望のチャンスです。・月食の始まり(18:08)・皆既の始まり(19:16)・皆既の終わり(20:42)・月食の終わり(21:49)

 

※国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じ)

彼岸会2022
2022.9.23|願立寺日記

彼岸の中日(秋分の日)の日没・大和川堤防より

 

 

午後2時より彼岸会のお勤めをしました。

 

急に発生した弱い台風が紀伊半島沖にあって午前中は雨でしたが、午後から影響が少なくなり雨も上がりました。いつもご参詣の方々や初めての方と共に阿弥陀経のお勤めです。

 

勤行後のお話の中で、先日88歳で還浄された近くの別院の現役ご輪番の想い出を少しお話をさせて頂きました。

住職が大学生の時期、全国仏教青年会の中心で活躍されていた頃からのお付き合いですからもう50年以上にもなります。その後は拙寺の報恩講で長くご法話を頂戴したり、今年2月には近くの別院に輪番として着任されて、いたってお元気なご様子でした。伺えば、直前の集まりでご法話をなさり、まさに2〜3日の患いということになります。

 

久しぶりにお会いした時「私もいい歳になった、最後のお勤めかな」と笑っておられました。もちろん、参詣の方々で覚えておられる方もあり、共に先生を偲ばさせて頂きました。

中秋の名月2022
2022.9.10|/ 願立寺日記

910日午後7時過ぎ、中秋の名月がきれいに見えました。

 

全国的に好天のところが多く、たくさんの皆さんがご覧になったようです。

夕方は雲が多く心配しましたが月の出とともに晴れ間が広がり

まん丸のお盆のようなお月さまです。

 

2022910日の中秋の名月

明日は中秋の名月
2022.9.9|/ 願立寺日記

明日、9月10日の夜は「中秋の名月」です。今年は満月と重なりました。

 

太陰太陽暦での815日の月を中秋の名月と呼んで、平安時代から美しい月を

愛でる習慣があり現代にも続いてきました。

 

この時期は夏の暑さも落ち着き日没がどんどん早くなるころ、涼しい秋風と

澄んだ夜空の名月にお団子とススキを供えて月を楽しみましょう。

お月さまの左に木星、右手に土星が輝いています。晴れて欲しいですね!

 

国立天文台HPより(大阪の空もほぼ同様)

なんで宿題せなあかんの
2022.9.9|法話・感話

ルリマツリ(イソマツ科) 初夏〜秋まで長く爽やかなブルーの花を付ける

 

◎なんで宿題せなあかんの

ずいぶん昔の事になりますが、小学校にいたころ、教室での子ども達の何気ない言葉が今になって心に残っています。

 

夏休み前になると子ども達にどっさりと夏休みの宿題を用意しました。今では形式的な宿題など少なめにして「もっと自由に遊ばせ、自ら考える・・夏休みに」という時流になってきているようです。当時は保護者の方からも休みが長いと気が緩んで遊んでしまうので「先生いっぱい頼みますよ!」という声にも応えたものです。

定番の夏休みの友、漢字や計算ドリル、絵日記、読書感想文、絵画、自由研究、ラジオ体操頑張りカード・・等々、こちらも忘れてしまう程、「あれしましょう、これしなさい」と言っていたものです。

 

その時ある子が「先生、なんで宿題せなあかんの?どうせみな死ぬんやろ!」と言ったのです。子どもの言葉でしたから、どれ程の気持ちを持っての言葉では無いのは分かっていたのですが、一瞬その言葉には「ドキッ!」としたものです。

その場はとっさに「そんなん言うんやったら今日の給食、どうせ死ぬんやから、無しにしょうか?」子どもは当然「そんなん、あかん、いやや!」と、「ほな宿題もせなあかんやろ」

「宿題も給食も身につくんやから同じやで」とかなんとか誤魔化してその場を収めたことがありました。今思えばお笑いですが。でも考えてみれば、10才にも満たない子に私自身の「人生観」「生死観」を問われたのは間違いありません。

 

「いつか死んで行くのに、なんで生きる」いわば「生きること」の意味です。

「めんどくさい、そんなややこしいこと考えてたら生きていかれん 仕事仕事!金儲けせんと」と、これもまた誤魔化して、忙しい忙しいと肝心なことに目を瞑って生きてきたのかもしれません。

 

あれから40年、こちらも良い歳になってみると、その子の問いかけが心の底の方に取り残されていたのです。「いつか死んで行く命を、なぜ今生きるのか」です。

頭でいくら考えても答えの出ないこの大きなテーマに、お釈迦様は「人は死ぬからこそ、よく生きよ」と応えられたのです。

 

確かに、死があるからこそ生まれた意義や、生きる喜びがあるのだと。もしも死ぬことのない永遠の命があるとすれば、かえって生きる喜びは見出せないのかもしれません。迷いがあるから、覚るということがある。悩みがあるから良く生きたいとも思う。病気をしてやっと健康のありがたさに気づくのもそうです。

来年の3月に退職すると決めた最後の1年は、今までの通年の一年と全然違いました。子どもに渡す一枚の連絡プリント、運動会の行事案内も「来年は無いんやな」と思いを込めたものでした。

 

親鸞さんのお書きになった教行信証の初めの言葉に「悪を転じて徳となす」とありますが、そこには「悪を滅して」捨てたり目を瞑るのではない、悪のままに「悪を転じて」との前向きな意味のある受け止めがそこにあるのだと思います。

🌠星空ナウ(2022年9月)
2022.8.20|

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星空ナウ(20229)

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夏の星座と秋の星座が少しずつ入れ替わる時期です。日の入り後の夜空を彩っていた、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの一等星の夏の大三角が天頂から西に傾き始めます。南西に低くなって低くさそり座の赤い星アンタレスが輝き、北東にカシオペアのW型が縦むきに、東にペガスス座の秋の四辺形が見え始めます。

明るい惑星たち、中でも土星と木星が南東から東に離れて並んで見え、晩秋までの観望好機を迎えます。上弦の月が加わるころに観望会をすると、明るく迫力ある天体の連続で星空ファンに喜ばれることでしょう。木星の衝の頃、59年ぶりに地球に最接近と少し騒がれるでしょうが、実際には例年の接近と微妙に違うだけで目で見た大きさの変化は分かりません。顕著な流星群はありません。

 

904日 上弦の月     (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

906日 小惑星による恒星食 (20:30頃、小惑星Pamina、ペガスス11等星)

908日 白露(はくろ)           (二十四節季の一つ、この頃から秋気がすすみ露を結ぶ)

910日  満月()                  (日没時東にまん丸の月・中秋の名月・ススキと饅頭)

914日  ISSきぼう    (○18:54南に見え始め〜南東32°18:59東に消える)

915日  ISSきぼう    (○19:42西に見え始め〜北西36°19:46北に消える)

916日  ISSきぼう    (18:54南西に見え始め〜天頂68°19:00北東に消える)

918日  ISSきぼう    (△19:05西に見え始め〜北西20°19:10北に消える)

923日 秋分(しゅうぶん)     (太陽が秋分点を通過、昼夜の時間が等しくなる日)

926日 新月()                   (月と太陽が見かけ重なり見えない。闇夜で星空観望好機)

926日 木星が最接近   (木星軌道が楕円の為、59年ぶりに最接近、でも微変化)

927日 木星が水瓶座で衝 (見かけ太陽と反対180°の位置にくる。-2.9等明るい!)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように46分間見えます。(数分の誤差あり)

 

次の皆既月食は、2022118日夕刻です。全国で見られ大阪も観望のチャンスです。

・月食の始まり(18:08)・食の最大(19:59)・月食の終わり(21:49)

 

※国立天文台HPより  (大阪もほぼ同じ星空です)

となりのトトロ
2022.8.20|願立寺日記

昨日、アニメ「となりのトトロ」がテレビ放映されていました。

 

息子や娘が子どもの頃はビデオ録画して擦り切れるぐらい見た作品ですが

久しぶりに全編を見てその内容にに改めて名作中の名作と感じました。

住職は戦後の昭和20年代生まれですから、トトロの時代背景がピッタリです。

 

さつき家族が引っ越してきた村の旧家の台所や風呂の設え、自転車3人乗り、

地道にバタコの砂ぼこり、村周辺の稲作の水田や林が日本の原風景のように懐かしい景色です。

迷子になったメイを探してくれる村人のあたたかい人情など、ここで紹介するまでもなく

見事に表現されていました。

 

お参りでこの話しで盛り上がっていると、そのお宅はまさに昭和、太田の町屋そのもの。

高齢の両親も亡くなり現在古屋の整理、こぼちをボチボチされていて「ちょっとこれ見てく

ださいな」と。そこにはトトロの世界がありました。(許可を得て撮影)

 

 

 

(へっつい)さんと呼んでいるふたくちコンロ、薪を焚べてここでお釜でご飯を炊きお味噌汁を作った。

 

 

 

庭の井戸、今も水が溜まり近くの大和川の水量で水位が上下するという。

盂蘭盆会・戦没者追弔会2022

夏草茂る大和川堤防から二上、葛城、金剛の山並みを望む(夕刻)

 

 

8月15日正午

盂蘭盆会&戦没者追弔会のお勤めをしました。

身内に戦没者がおられ、毎年のようにお越しになる方や、この度初めてお参りになった方もおられました。内陣にお預かりしている遺影を安置しました。

 

始めにNHKの全国戦没者追悼式の中継番組を視聴し、総理の挨拶、正午に合わせて1分間の黙祷、天皇陛下からの御言葉をいただき、堂内の皆さん一同、東京の国技館とテレビリモート参加のかたちをとりました。喚鐘を区切に正信偈のお勤めをし、住職から前住職から聞き伝えた戦前戦後のお話しをしました。

 

境内の築山は簡易防空壕跡、父が掘ったら日露戦争従軍経験のある祖父は、「壕は入口で曲げて出口も作るものだ」と言ったとか。その周りはさつまいもの畑、焼け出された市内の人が食べ物に困り着物と交換してくれとこられたらしい。等々

 

既に直接戦争体験を聞ける方が少なくなり、私たちが語り継ぐ時代と感じます。

 

今日は不戦の誓いをする日

兵戈無用

 

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