夕暮れ西空の金星と水星
2023.4.10|星
夕暮れ西空 金星と下に見える水星 (撮影:2023年4月10日19:07)
明後日が、水星の「東方最大離角」です。
水星は惑星で太陽に一番近く、見かけが太陽から離れないので見るチャンスがなかなかありません。
太陽から一番離れるときが「最大離角」東方は太陽の東側ということで、実際に私たちには西空
にとても低く、条件が良いときにギリギリ見えるということです。
あのコペルニクスですら見たことが無いという逸話があるほどです。
明日から黄砂がキツくなるということで、透明度の良い午後7時過ぎから探してみると見えました!
上の輝く明かるい星が金星、その右手下、地平との三分の一ほどの高さに見えるのが水星です。
分かりますか? 0等星の明るさですが、金星とは比べものにならないほど暗く見えます。
画像を少しズームアップしてみると電線の上に、有るのが分かります。
あと一週間ほどが見るチャンス、その後は太陽に近くなって見えなくなります。