🌠星空NOW (2021年10月)
2021.9.20|星
日没が早くなり秋が進む頃になりました。夕空には南西に宵の明星(金星)が一番星として輝き、南の中天、右に土星、左に木星が簡単にみつかります。一番明るいのが金星、続いて木星、そして土星の順です。この3つの明るい惑星は、日々少しずつ位置を変えていきますが、10月〜11月にかけて観望するのにとてもよい時期になります。
10月8日 寒露(かんろ) (野草にかかる冷たい露、本格的な秋の始まり)
10月8〜9日 りゅう座流星群 (別名ジャコビニ流星群、かつて流星雨もあった)
10月9日 ISSきぼう (18:11〜西に見始め〜南西40° 〜南に消える)
10月9〜10日 夕方~宵、細い月と金星、アンタレスが見かけ接近、美しい
10月中旬 金星とアンタレスが見かけ接近 (金星明るくアンタレスが比較暗い)
10月12日 いて座φ星の食 (21時頃、月が前を通り星が隠れる)
10月21日 オリオン座流星群 (1時間あたり数個 ピークなだらか・母天体 ハレー彗星)
10月23日 霜降(そうこう) (露が霜に変わり、朝夕涼しさから寒さへ)
10月25日 水星西方最大離角 (水星が明け方東の超低空に短時間見える)
10月30日 金星東方最大離角 (金星が夕方南西の空に見かけ太陽から一番離れ輝く)
※「ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から夕方のチャンスのみ記載しています。明るい星が星空をバックに移動していくようすが5〜7分ほど見えます。(数分の誤差あり)
山門前、秋の夕暮れ