🌠星空ナウ(2022年12月)
2022.11.28|

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星空ナウ(202212)

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◆夕空南に木星が明るく輝き観望の好機が続きます。土星は遠く低くなりました。東に昇ってきた赤い星が1日に最接近を迎える火星です。この時期の火星の赤みは不気味なくらいで、オリオン座のベテルギウスやおうし座のアルデバランなどの赤い星と比べても負けない輝きとなります。

1415日はふたご座流星群が活動のピークを迎えます。1月のりゅう座流星群と8月のペルセウス座流星群とともに三大流星群とよばれ、例年活発な活動をみせます。1時間あたり50個ほどの流星を数えることができ、冬の星座のふたご座を中心に放射状に流れるためほぼ一晩中見られます。今年は月明りがあるため暗い流星は少し見にくいかもしれません。

◆25日頃夕空に、月も加えて惑星パレードとなり南西〜南〜東へと金星、水星、月、土星、海王星、木星、天王星、火星が黄道に並びます。一望できるのはとても珍しいです。天王星と海王星は暗く肉眼での観望は困難でしょう。

ISSきぼう(国際宇宙ステーション)5日〜10日にかけて夕空に観察チャンス下記時刻と方角に注目しましょう。現在、星出彰彦飛行士が長期搭乗中!

 

1201日 火星が地球に最接近(-2等星赤く輝く、望遠鏡で微かに模様が見える)

1202日 月と木星見かけ接近(半月過ぎの月と明るい木星が並びとても目立つ)

1205日  ISSきぼう    (△18:08北北西に見え始め〜18:11北北東中空に消える)

1206日  ISSきぼう    (○17:20北北西に見え始め〜北東23°17:25東に消える)

1207日 大雪(たいせつ)        (二十四節季の一つ、本格的に冬が到来する頃)

1207日  ISSきぼう    (18:08北西に見え始め〜南西58°18:13南南東に消える)

1208日  ISSきぼう    (17:19北西に見え始め〜天頂68°17:25南東に消える)

1208日  満月()                (日没時東にまん丸の月・冬の満月は高い空に)

1210日  ISSきぼう   (○17:18西北西に見え始め〜南西32°17:24南南東に消える)

1214日 ふたご座流星群 (1時間50個程度、一晩中見える。三大流星群のひとつ、月明)

1216日  下弦の月        (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

1222日 冬至(とうじ)            (二十四節季の一つ、一年で最も昼が短く夜が長い頃)

1223日 新月()                 (月と太陽が見かけ重なり見えない。闇夜で星空観望好機)

1225日 惑星パレード        (夕空に月とすべての惑星が並んで見える。天王星・海王星は肉眼困難)

1230日 上弦の月     (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように46分間見えます。(数分の誤差あり)、◎見え方絶好○まずまず△低く見づらいが頑張れば。

 

 

※星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

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