となりのトトロ
2022.8.20|願立寺日記
昨日、アニメ「となりのトトロ」がテレビ放映されていました。
息子や娘が子どもの頃はビデオ録画して擦り切れるぐらい見た作品ですが
久しぶりに全編を見てその内容にに改めて名作中の名作と感じました。
住職は戦後の昭和20年代生まれですから、トトロの時代背景がピッタリです。
さつき家族が引っ越してきた村の旧家の台所や風呂の設え、自転車3人乗り、
地道にバタコの砂ぼこり、村周辺の稲作の水田や林が日本の原風景のように懐かしい景色です。
迷子になったメイを探してくれる村人のあたたかい人情など、ここで紹介するまでもなく
見事に表現されていました。
お参りでこの話しで盛り上がっていると、そのお宅はまさに昭和、太田の町屋そのもの。
高齢の両親も亡くなり現在古屋の整理、こぼちをボチボチされていて「ちょっとこれ見てく
ださいな」と。そこにはトトロの世界がありました。(許可を得て撮影)
竈(へっつい)さんと呼んでいるふたくちコンロ、薪を焚べてここでお釜でご飯を炊きお味噌汁を作った。
庭の井戸、今も水が溜まり近くの大和川の水量で水位が上下するという。