願立寺日記

睡蓮の花とヒメダカ
2020.5.19|願立寺日記

 

山門横の睡蓮鉢

今年も睡蓮が小さな花を咲かせてくれました。

 

昨夜は梅雨の前触れにしては

しっかりとした雨が降って

朝から真っ青の青空が広がりました。

 

花の近くにヒメダカが顔を出しています。

これは、昨年より冬越しをしたヒメダカで

春になって急に活動が活発になってきました。

 

小さな睡蓮鉢ですが初夏の植生をみると

立派な自然を感じます。

 

※法務の再開

コロナ禍で自粛してきましたが、状況が次第に改善して

きたようですので以下の様に再開します。

◯月参り    6月1日から

◯婦人会    7月7日から  (コンサートは中止、通常の婦人会です)

◯お逮夜法座    6月27日から

 

どうぞお参りください。

流行り病の御文

 

親鸞さんや蓮如さんの時代にも度々伝染病が流行って多く民が亡くなり京都の鴨川川原に亡骸が

うず高く積まれ腐臭が辺り一面に漂ったと記録されているほどです。

私たち太田の地でも法名帳などを見ていると戦後の一時期、赤痢やチフスが流行してひと時に

たくさん亡くなったことが伺える記録が残されています。今は移転した市民病院に古い円形病棟が

あって感染症の隔離病棟であったと聞いたことがあります。

 

蓮如さんの御文の中に「疫癘の御文」というのがあり意訳してみました。

 

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近ごろ、たいそう沢山の人びとが流行り病にかかって亡くなっているようです。しかし、これは

決して流行り病が原因で亡くなったのではなく、生まれた時から定まっている寿命のご縁が切れた

のだと仏教ではとらえるのです。

それほど驚くべきことではない。生死は当たり前のことと心得ましょう。

とは言うものの、この様なときに近しい方が亡くなると、きっと流行り病によって亡くなったんだ

と人は思うもので、これも人として当然のこと、もっともなことであるとも思います。

そのことから、阿弥陀如来は「末代の凡夫、罪業の私たち、罪がどれほど深くとも、我を一心に

たのむ衆生を、必ず救うぞ。」と仰せられたのです。こういう希望のもてない時期に遭遇した者

は、阿弥陀如来の恵みで明るい世界に向かおうと願い、阿弥陀如来の働きを疑う心を持つべき

ではない。心からうなずけたら朝晩に称える「南無阿弥陀仏」というお念仏は、「ありがとう」と

感謝する言葉にほかならない。

これがすなわち祈願やお願いの念仏でなく、「仏恩報謝の念仏」というのです。

 

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生まれた時から定まっていたとはいえ、別れはつらいものです。新型コロナが広がったこの時期

にも葬儀が数件ありました。葬儀は通常行事のように中止や延期という訳にはまいりません。

可能な限り三密を避け、マスクや常時消毒するなど、慎重に執行させて頂きました。

政府、知事からの緊急事態宣言も少しづつ解除の方向も見えてきました。

 

あと少しの辛抱です。

 

出かける機会は最少にして、どうか体調に気を付けて穏やかな一日をお過ごし下さい。

新型コロナウイルス感染予防・宗派指針
2020.4.21|願立寺日記

イチハツ満開

 

コロナ感染が収束の気配なく、感染拡大が続いているようです。
日々の法務も滞っているところですが、本山から宗派指針ということで以下の呼びかけが
なされています。

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新型コロナウイルス感染予防・ 宗派指針

このたび、法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派

指針が発表されましたので、感染拡大防止に向けてご門徒や有縁の皆さまと十分にご相談いただ

き、下記のとおり対応くださるようお願いいたします。

 

1 法要前には必ず、手洗い・手指の消毒を厳守ください。

また、参列者にも同様に手洗い・手指の消毒を徹底いただくよう依頼ください。

2 常に咳エチケットを心掛けるとともに、勤行・読経の際にもマスクを着用ください。

また、参列者にも同様にマスクの着用を徹底いただくよう依頼ください。

3 感染リスクを減らすため、3つの「密」を避けてください。

① 「密閉空間」を避けるために、できるだけ換気をしてください。

② 「密集場所」を避けるために、参列者にできるだけ間隔をあけて着席するよう促してください。

また、お焼香も間隔をあけるよう配慮ください。

③ 「密接場面」を避けるために、間近での会話や対面による会話を可能な限り、避けてください。

※法話は一定の距離(2メートル以上)をあけてください。

4 法要終了後のお斎(会食)は控えてください。

5 37.5℃以上の発熱や体調の優れない方には、法要への参列を控えていただくよう依頼ください。

6 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の通夜・葬儀等を執り行うにあたっては、

国の方針(※厚生労働省が示す「新型コロナウイルスに関するQ&A(関連業種の方向け)

令和2年4月15日時点版、3.遺体等を取り扱う方へ」等)を踏まえた上で医療機関や葬祭場

とも連携をし、感染防止のための衛生対策に努めてください。

7 日常的な自己管理を徹底し、感染症の媒介者とならないように留意ください。

8 新型コロナウイルス感染症への対処法を正しく理解し実行することで、差別や風評被害が広が

らないように努めてください。

 

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真宗大谷派大阪教区ホームページ「銀杏通信」(4/21)より

手作りマスク
2020.4.13|願立寺日記

 

 

どこのお店に行ってもマスクが有りません。

困っていたら

「お使いください」と、◯木さんや◯尾から手作りの布マスクをいただきました。

とても有難いことです。

物も有難いですが、お気持ちが何よりです。

 

大阪でもコロナ感染がますます厳しくなっています。

お寺もこの期間お参りも出来ず、皆さんといつものお話しが出来ず

誠に寂しいことですが

共に辛抱自粛して※「三密」を避け、出来るだけ家に居るようにしましょう。

「ステイホーム」と呼ぶそうです。

 

※コロナ「三密」

密閉、密集、密接。新型コロナウイルス感染症の予防を巡り、政府や自治体は

これら三つの「密」を避けてほしい、と繰り返し呼び掛けています。

 

 

 

コロナ感染対策 第2報 (山門掲示)
2020.4.10|願立寺日記

大阪も急速に感染が広がりました。

いよいよ、月参りも緊急事態宣言期間は自粛することに致しました。

 

太鼓楼の日没
2020.4.8|/ 願立寺日記

 

昨日は安倍総理から新型コロナウイルス感染拡大に関しての緊急事態宣言が出された

一日でした。台風や地震とはまた異質の大災害になってきたようです。

 

厳戒態勢の地上に比して自然は当たり前のように時を刻んでいます。

夕刻、この時期は真西に日没直前の太陽が来ます。快晴の一日、春霞を通して真っ赤

な太陽がお寺の太鼓楼、道の遠くに沈みます。                                             (撮影:坊守)

新型コロナ感染予防のため集会中止の延長
2020.4.7|願立寺日記

●新型コロナ感染予防のため集会行事の中止

 

新型コロナ肺炎の感染が急速に拡がり、本日安倍総理が緊急事態宣言を宣言しました。

本山からも集会を伴う行事の延期や中止を含め対応をとるように要請がきています。

当院でも、3~4月の集会行事中止を行なってまいりましたが、措置を更に延長して

5月末までの集会行事については開催を見合わせたいと思います。

 

⭕️中止の行事

4月27日 お逮夜法座

5月07日 婦人会定例会

5月22日 巡拝バスツアー

5月27日 お逮夜法座

 

尚、年忌法要、葬儀等は、参列人数や消毒換気など対応を相談しながら実施いたします。

月参りについては、ご希望により寺勤めとしますが、マスク・換気・対面距離に十分

留意してしばらく実施致します。

 

6月以降、お寺コンサート等については今後の感染状況の推移をみて判断します。

新型コロナウイルス感染 山中先生のメッセージ
2020.4.4|願立寺日記

太田第一公園の桜

 

ノーベル賞の山中伸弥先生が、コロナウイルス感染の現状に大切なメッセージを

発表されています。所長便りとされていますが、私たちすべての人びとにあてた

ものに違いありません。紹介します。

 

所長便り 2020年3月26日

「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」

例年より早く桜の開花が進んでいます。いよいよ春ですね。

皆さんにお願いがあります。今年のお花見は、人混みは避け、近くで咲いている桜の周りを

散歩するだけにしてください。

多くの人が集まり、座り込んで宴会するのは、たとえ屋外であっても飛沫感染や接触感染の

リスクが高まります。自粛要請があるとは言え、この週末は全国から多くの人が京都に来ら

れるかもしれません。新型コロナウイルスはすぐそこにいるかもしれません。感染すると、

自分は症状が出なくても、周囲に広がって、リスクの高い方には生命の脅威となります。

新型コロナウイルスはすぐそこにいるかもしれないと自覚することが大切です。

桜は来年も必ず帰ってきます。もし人の命が奪われたら、二度と帰ってきません。

1人1人が油断せず、万全の対策を取って頂きますよう、お願いいたします。

山中 伸弥

 

新型コロナウイルス猛威続く
2020.4.3|願立寺日記

 

 

コロナウイルスの猛威が続いています。

 

テレビをつけると、ニュースもワイドショーも8割以上はコロナ関係になってしまいました。

タレントの志村けんさんの感染急死やよく知られたプロ野球関係者の感染ニュースなどで

一般の危機感が一段と厳しくなっていることを感じさせます。

学校の休校が4月も継続しそうですし、住職の所属している公的な団体の行事もことごとく

中止か延期になっています。いつになったら終息するのか先が見えません。

 

他府県で、通夜・葬儀の席でコロナ感染の例が出たとか。世界の感染者が100万人を超えた

状況で、近しいところでもいずれ起こるかと思っていましたが現実になってきたようです。

 

葬儀や法事を勤めるときは参列の人数規模を限定され、過密な座席を避け、部屋の適切な

換気を心がけるようにしましょう。日々のお参りもマスク着用や手の殺菌を励行するよう

留意したいと思います。悲しいことですがお話しするときはいつもより少し離れてお話し

しましょう。

チューリップが咲きました。
2020.3.30|願立寺日記

今年のチューリップです。

暖冬だったせいか、変な成長したようで首の短かいチューリップに

なったようです。梅や桜はかなり早い時期の開花でした。

 

新型コロナ感染が治るどころかますます猛威をふるっています。

当院でも3月から4月の集会行事は見合わせました。

さてさて、いつになったら平常に戻ることができますか。

 

ジャガイモの畝にマルチ
2020.3.19|願立寺日記

ジャガイモの畝にマルチを敷きました。

奥◯さんがこうしておくと畝も暖まるし、雑草対策にもなるのでということで

手伝ってくださいました。助かります。

 

新型コロナ感染予防の休会 3〜4月
2020.3.15|願立寺日記

新型コロナウイルス感染が中々収まりそうにありません。

近く、八尾でも感染者が出たとの情報がありました。

世界的なパンデミックだそうです。

 

残念ながら、当院 3月〜4月の集会行事は中止したいと思います。

次の様なお知らせを山門掲示いたしました。

皆さま、体調には十分ご留意ください。

現在のところ、4月27日のお逮夜法座からの再開を考えています。

 

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