寺報2022年1月
2022.1.3|願立寺日記
寺報2022年1月
寺報2022年1月
除夜の24時と元日10時、修正会(しゅしょうえ)のお勤めをご門徒さんと共にお勤めしました。
急な寒波の来襲を心配しましたが、夕方までの強風は和み気温は低いながら落ち着いた集会に
なりました。
相変わらず、マスク・手消毒・換気とデイスタンス等の感染対策は昨年同様で来年こそは
フリーでお会いしたいものです。
総代さんはお孫さんとご一緒に正信偈をお勤め、なによりでした。
案内しておりました部分月食が快晴に恵まれ、月の出から満月への
復円まで見ることができました。
本堂西側の今は空き地で見ていたら、ご近所さんも集まってミニ観望会に
なりました。婦人会でお話ししていたこともあり、何人かのご門徒さんも
お越しになって久しぶりの月食観望を楽しんでおられました。
最近の子どもさんは、欠けたお月さまをスマホやアイパッドを使って、
望遠鏡にくっつけて撮っては写った写ったとはしゃいでいたようです。
後半には西空を通過したISS国際宇宙ステーションの通過も見られたので
「当番の朝礼で発表できる!」とか。
ほんと時代を感じます。
本堂とほぼ皆既の月
望遠鏡で見るとこんな感じ、部分月食ですが98%のほぼ皆既状態、光を残している部分と
影の赤銅色コントラストがかえって美しい!
ミニ観望会 国際宇宙ステーションの通過も見られました。(肖像撮影掲載許可済)
11月19日(金)夕刻に東の空で、部分月食があります。
部分月食と言っても、最も欠けた18時過ぎには98%の食ですから
ほとんど皆既月食といってもいいくらいの月食です。
注目は大阪での月の出が16時47分ですが、その時にすでに月食が始まっており
左半分ぐらい欠けた状態で月が昇ってきます。
東の空、右上に昇りながら次第に欠けた部分が大きくなり、やがて18時03分ごろには
ほとんど皆既状態になります。
その頃の欠けた部分が少し赤みがかった影の色が見られるのが月食特有の
特徴です。(赤銅色)。
その後、光を取り戻しながら元の満月に戻るのが19時47分となって月食は終了します。
秋の夕方、少し寒くなりますが生活時間帯の月食ですから、
周りの皆さんに声をかけて珍しい天体ショーを楽しんでください。
出典:チロ天文台:藤井旭
作:ひなた
堺から一通の郵便が届きました。
小さな包みで何か塊のある手触りです。
坊守様宛ということで、恐る恐る開けてみました。
すると、丁寧に一つひとつ包んだ可愛らしい
お坊さんが4つ出てきました。
表情やらなにやらみんな違います。
大きさを測ってみると各々1cmあるか無いかほどの
小さなお坊さんです。
こころ当たりを尋ねてみると
やっぱり!
姪御さんの小学生になる娘さん、ひなちゃんの手づくりの
お坊さんでした。
聞いてみると、最近、行基さんや鑑真さまにハマって
いるとか。
タイトル
「しあわせのお坊さん」と言うらしい
感激です!
木枯らし1号が吹きました。今年の秋は急に進みます。涼しさを通り越して寒くなってきました。
天気が良いので、急いでサツマイモの収穫です。若院が備中を振りあげて手伝ってくれました。
大きいのもそこそこのも、結構な芋が入っていました。27日のお逮夜で参詣の方にお持ち帰りいただきたいと思います。
10月16〜17日との両日、報恩講のお勤めをしました。
16日は暖かい快晴で、夜に前線通過の雨風、17日には雨上がりの快晴という
コロコロかわる秋の天気でしたが運良く皆さんの参詣は足下が濡れることはなく
良い天気に恵まれました。
新型コロナ感染が急激に減少して、少しはホッとされたのか、
ご参詣も普段の賑わいに戻ってきました。
マスクを外さず、手指消毒し体温を測るなど感染対策をして、
ご講師の先生には不便ながらビニール越しのお話しをお願いしました。
勤行: 正信偈 和讃: 五十六億七千万
法話: 正行寺前住職 當麻秀圓師
講題: 「聖人一流の御勧化のおもむきは」
たくさんの御文の中でも特に有名で簡潔なお言葉から、親鸞聖人の特に大切にされた
お念仏の心を分かりやすくお話しいただきました。
「吊るし柿」は元々は「渋柿」、「渋」を消したり捨てたりせず渋があるまま、
太陽に光に照らされて甘く転換していく。
それは煩悩を消し去れない私たち凡夫にいただく弥陀の本願ではないかと。
彼岸の中日(秋分の日)の日没です。この日は太陽が真東から昇り、真西に沈む日。
お寺の境内からですとちょうど石燈籠の横を掠めて沈んでいきます。
今日は午後2時から彼岸会のお勤めでした。
新型コロナの影響で集まりは自粛していますが、彼岸会と10月の報恩講は区切りの
大切なお勤め。感染対策をして行う予定です。
いつもお参りの常連さんに混じっておひと方、モジモジしながら本堂に入って来られました。
集会の後、聞けば娘さんが近くに引越してこられたのがきっかけで、
付近にお参りできるお寺さんを探しておられたとか。
ご主人を近年亡くされてこともあって思い切って参りされたという事です。
案外、初めてのお寺にお参りすることは勇気がいることです。
ぼちぼちと、様子を見ながらお念仏にお会いいただければと思います。
夕方、お参り帰りに見上げると、本堂に虹が掛かっていました。
秋を感じさせる青空です。隣りの分譲地に住宅が建ち始め、
お若いご夫婦が早速入居されようで、子達の元気な声が聞こえるようになりました。
今で4軒目です。20軒ほど予定されているとか聞きますので何故かワクワクします。
◎彼岸会 9月23日 午後2時〜 お勤め 阿弥陀経
感染対策をして致します。どうぞお参りください。
真っ赤な彼岸花が見頃です。
暑さも一区切りで朝夕の風が秋を感じさせる頃になると
不思議な程、きっちりと咲きだします。
気温が下がった頃という感じがしますが、昼と夜の日照時間によって
開花するとも言われます。
また種を作らず、球根で増えるのが特徴で、これは誰かが植えたということです。
毎年同じところに咲続けていて、多分先代が植えたのだと勝手に思っています。
「そろそろお彼岸やぞ、本堂の準備できてるか」と、だれかの声が聞こえるようです。
◎彼岸花 (別名・曼珠沙華)
彼岸花を「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)と呼ぶのは仏教からきたともいわれ、
お経にはお釈迦様が法華経を説きおわったあと、結跏趺坐され瞑想三昧の境地に入られた時、
天より曼陀羅華・曼珠沙華が降り注ぎ、それが仏の上や諸々の大衆に散らばり、
仏の世界は六方に震動したと表現されています。
・曼珠沙華・・四華の一つで、法華経が説かれる際の瑞兆として天から降り、
“柔軟花”・“赤団華”とも漢訳され、赤い花とされ、見る者の固い心を柔軟にするともいう。
(岩波仏教辞典)
大阪の新型コロナ感染ですが緊急事態宣言も9/30まで延長されました。
ただ、ワクチン接種や治療薬の進展があり、第5波の流行も次第に改善されてきたようです。
気を緩めず普通の生活に戻れるように感染対策を続けましょう。
お寺の法務のうち、月参りについては9月15日より再開いたします。
その他の行事は下記のように自粛、中止をさせていただきますので宜しくお願い致します。
宣言が解除されましたら全て再開致します。
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○緊急事態宣言中 (9/30まで)
月参り・・・9月15日より再開します。
不安の思われるお方は電話等でお知らせください。お休みします。
法事・・・・ご予約いただいた年忌、中陰等、感染対策をしてお参りします。
葬儀・・・・感染対策をして実施します。
婦人会・・・10月7日は報恩講月の為ありません。
お逮夜法座・9月27日は中止します。
★彼岸会・・9月23日14:00、感染対策して実施します。
★報恩講・・10月16〜17日14:00、昼座のみ感染対策して実施予定。
法話:當麻秀圓師
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