願立寺日記

お寺で生物学・「オオサンショウウオに惹かれて」田口勇輝氏
2024.11.5|願立寺日記

12月7日(土)午後7時から、「お寺で生物学!」を開催します。

講師に希少生物の保護活動をされている保全生物学者の田口勇輝さんをお呼びし「オオサンショウウオに惹かれて」と題して易しくお話しいただきます。公開行事で老若男女どなたも参加できます。遠慮なくお越しください。無料

Screenshot

無数の星の中を遠ざかる紫金山・アトラス彗星
2024.11.4|/ 願立寺日記

114日夕刻、紫金山・アトラス彗星を見るため奈良の山中、室生へ出かけました。暗い空で見る機会に恵まれずやっと薄明なし月なし光害少ない条件が揃いました。彗星は次第に遠ざかっているため、肉眼では見えなくなりました。双眼鏡で頭部が6等星なみの明るさ、短い淡い尾が分かりました。日に日に暗くなって尾も一時の明るさは無くなりましたが望遠鏡で写した画像ではまだまだ立派なほうき星です。天の川に入ってバックの星が賑やかになった中、去り行く彗星を見るのもオツなものです。

望遠鏡で写した紫金山・アトラス彗星

室生観測所からの夕方の西空です。曇っていたのに急に晴れ上がりました。金星と三ヶ日月が分かりますか?この後、彗星や星々が見え始めてくるところです。

帰る時山道を横切る鹿の群れです。付近の農家の方は鹿害で手をやいておられるようです。10頭程の群れで車のライトに立ち止まりました。見た目は可愛いのですが・・

報恩講が勤まりました。

  1. 10月16〜17日、好天に恵まれ「報恩講」が勤まりました。

當麻秀圓師の最期のご法話

20年以上に渡って拙寺報恩講のご法話を頂きました。聴聞させていただきました門徒の皆様と共に御礼を申し上げます。

若院による御伝鈔拝読(上巻)

竹林真悟師による御絵伝法話(②)

當麻秀圓師、法話資料(レジュメ)

「ほうき星」西空に高くなる
2024.10.13|/ 願立寺日記

西空にやって来た「ほうき星・紫金山・アトラス彗星」ですが、高くなって見やすくなりました。

お寺の近くでは秋祭りのだんじりの曳行の本番の夜です。太鼓と鐘、子ども達の賑やかな掛け声が響きます。

望遠鏡で拡大、接近前より広がった。

2024年10月13日午後5時55分

撮影は135mmの望遠レンズ、左の影は本堂大屋根、なんと、西面の鬼瓦も彗星を眺めてるようです。

この彗星は深宇宙、オールトの雲以遠から来たらしいことが分かっている。まさに一期一会の星です。

 

夕方に見え始めの「ほうき星」
2024.10.12|/ 願立寺日記

太陽に近づいて暫く見えなかったほうき星「紫金山・アトラス彗星」が西空低く見え始めました。

3cmの双眼鏡でも薄明の残る中、15分ほど見る事ができました。

2024年10月12日18:15  20cm反射望遠鏡(自坊観測室) ※上部の光は航空機

日没後の西空に見え始めた「ほうき星」まだ肉眼では微か双眼鏡で見えました。次第に沈んで15分ほどで見えなりました。左の暗い部分が本堂の大屋根

上弦の月
2024.10.11|/ 願立寺日記

上弦の月

空気が入れ替わり、朝夕は急に涼しくなって済んだ秋空になってきました。

天界は夕空の紫金山・アトラス彗星の話題になってきましたが、夕方のそらに上弦の月がきれいに見えていました。少し時間が経ってからの撮影で少し西に傾いた頃です。

年行司さんの「お磨き奉仕」
2024.10.7|願立寺日記

今夜は「年行司」さんのご奉仕です。本堂の内陣の「仏具のお磨き」をお願いしました。鶴亀、花瓶や金香炉、輪灯、菊灯等々、たくさんの真鍮仏具をお磨き液で汚れを浮かせたあと、手を真っ黒にしてピカピカに磨いてくださいました。(年行司は約20年に一度の輪番)

堂内外陣に車座になって黙々と、一年分の汚れとりです。

磨いたお道具を前にして、ご奉仕の皆さん方です。

本当にご苦労様でした。16日からの報恩講が勤められます。有難うございました。

ほうき星がやってくる!
2024.10.7|/ 願立寺日記

報恩講の案内の横に掲示しました。

三日月と金星、秋祭り提灯
2024.10.6|/ 願立寺日記

三日月と金星に秋祭りの提灯と太鼓楼が揃ったので無理やりくっつけました。

金星矢印です。分かりますか?なんとかギリギリ写っています。

明日は「お磨き奉仕」の日です。本堂内にシートを轢いて内陣真鍮仏具を全て下ろして準備完了です。

ほうき星「紫金山・アトラス彗星」がやってくる!(10月中旬)
2024.10.4|/ 願立寺日記

注目の「紫金山・アトラス彗星」は、20231月に発見された「ほうき星」で、太陽系から遥か彼方の深宇宙からやってきました。その後ゆっくり近づいてきて2024928日に太陽に最も接近しました。現在、太陽に近いため見る事はできませんが彗星の活動がピークを迎え明るくなっています。私たち地球への最接近は1013日、その頃から見える時間帯が夕方に変わり、日没後の西空低く見え始めます。

日がたつにつれ彗星は少しづつ暗くなりますが、見える高度が高くなり見やすくなってきます。彗星の明るさは、2等から3等級の肉眼で見える明るさが期待されています。

彗星のある低い空は、薄明や街明かりの影響を受け見るのは簡単ではありません。できれば双眼鏡などを使うとよりハッキリと見る事ができるでしょう。また西空の星は時間とともにどんどん低くなり、よく見えるのは短時間で注意が必要です。17日頃で午後8時には沈んでしまいます。南西の空に輝く「金星」などを目印にすると見つけ易いと思います。

肉眼で淡い尾を持つ「ほうき星」を見る確率は10年に1個程度と言われています。珍しい星を見るチャンスに挑戦してみましょう。

良く晴れた夕方、西空の見晴らしのよい場所が観察におすすめです。例えば「大正コミセンのヘリポートの広場」はいかがでしょう。山を越え天の川が見える暗い所で見れば、さらにバッチリで長い尾が見られます!

日の入り1時間後の彗星の見える位置(注意・日ごと位置が変わります)

彗星の位置図:国立天文台HPより

報恩講が勤まります。(10/16〜17)
2024.10.2|願立寺日記

  1. 真宗門徒にとって最も大切な法事「報恩講」が勤まります。

どうぞ誘い合わせてお参りください。

○とき

・10月16日(水)昼・午後2時〜、夜・午後7時〜

・10月17日(木)昼・午後2時〜

○法話:正行寺前住職 當間秀圓師(17日16日昼の座)

○御絵伝法話:満誓寺住職 竹林真悟師(16日夜の座)

各座、正信偈のお勤めのあと御法話があります。

16日夜の座は御伝鈔拝読後、御絵伝(二幅目の御絵伝法話があります。)

例年より10日程おそく、真っ赤な彼岸花が咲きました。暑い夏が長かったからでしょう。

早朝の紫金山・アトラス彗星が見えました!
2024.10.1|/ 願立寺日記

朝方早く、東の空に昇ったばかりの紫金山・アトラス彗星です。

マスコミでも騒がれ始めましたが、まだ肉眼では周りの薄明に負けて見えません。双眼鏡を使ってやっと右上に微かな尾を引いているのが分かりました。彗星の明るさは2〜3等星くらい。これから詳しく調べてみます。久しぶりにしっかりと尾を伸ばした「ほうき星」です。

これから太陽に近づき、見えなくなって次の舞台は夕方です。西空に回ってどのくらい明るくなるかです。10月12〜25日ぐらいが本番、期待しましょう。

紫金山・アトラス彗星 2024年10月1日05時01分撮影 20cm反射800mm

超低空、昇ってきた彗星

東の空の様子、明るいのが月。彗星は月の右下山際(写ってません)

新月二日前、月齢28.0の月がよい目印になりました。地球照(影の部分)がうっすら見えています。

 

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