願立寺日記

桜九分咲き
2023.3.27|願立寺日記

 

3月27日、桜満開直前です

今朝の太田第一公園の桜、九分咲きになりました。

満開まであと一歩。

 

昨日まで雨天続きでしたがやっと青空バックに花見です。

昔は入学式の頃、桜をバックに記念写真を撮ったものですが

記録的に暖かい日が続いて、桜の時期が早くなりました。

唯我独尊(ゆいがどくそん) ~本当の意味は~

モクレン (モクレンモクレン属に属する落葉低木の一種)

 

唯我独尊(ゆいがどくそん) ~本当の意味は~

 

私たちはいつも「六道」地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上といった六つの迷いの世界を生きています。お釈迦さまが誕生後すぐに七歩あゆまれたということは、その世界から一歩出られたということを意味します。

 

そして、「天上天下唯我独尊」とは、“私たち一人ひとりが他の誰とも代わることのできないものとして誕生し、尊い命を生きているのだ”ということを伝え下さったお釈迦さまからの大切なメッセージなのです。世間的には唯我独尊の誤った使い方や、理解をされていることもよく見受けられますので気を付けたいものです。

3月2日夕方 金星と木星くっつきました
2023.3.2|/ 願立寺日記

撮影:2023年3月2日 午後6時38分

 

天候が回復して快晴の夕空に、金星と木星が見事にくっついて並びました。

一応、写真にしましたが実際の空で肉眼で見た方が圧倒的に美しい眺めでした。

明るい方が金星です。

日に日に、互いの位置や間隔が変わっていくのが面白いですね。

明日から木星がどんどん低くなり離れていきます。

 

夕焼け色と黄昏時の濃紺の夜空に金星と木星の輝き、本当に綺麗でした。

宵の明星 金星と木星の最接近へ
2023.2.27|/ 願立寺日記

撮影:2023年2月27日 午後6時40分

 

宵の西空、金星と木星が日に日に近づいてきました。

惑星の中でも特に明るい二つの星ですから、快晴の空にお見事です!

3月2日が見かけ最接近という事ですからあと3日、さあお天気はどうでしょう。

お楽しみに。

宵の西空、月・木星・金星が並ぶ
2023.2.23|/ 願立寺日記

 

撮影2月23日18時20分

 

 

223日宵の西空です。本堂越しに上から、月、木星、金星の三つの天体が並びました。

昨日は金星の直ぐ横に月があったのですが、薄雲に覆われて写せませんでした。

今回のはスマホで撮影しましたが、最近のスマホのカメラの性能は凄いですね。

こんなのが手持感覚でパチリと誰でも写せるようになったとは。

日々刻々

世の中は、日々刻々と移り変わっていきます。とにかく早いですね。同じとき、同じ事柄など何一つありません。諸行無常の世界といわれる所以です。

 

仏教ではものごとは全て縁によって起こり、縁によって滅していくのだと教えます。今此処に、縁によって成り立っている私も、私の心も瞬時に変化し続けているのです。

 

しかし、その変化し続ける縁を、そのまま事実と受け取ることほど難しいことはありません。人は煩悩を具足するがゆえに、意に添わなければ、怒り・腹立ち・嫉み・妬むという我が心の絵具で描いた地図の中で迷い続けるのです。そして結果は、他を傷つけ、時には我が身も傷つけ、帰り道を見失ってしまうのでしょう。

 

そんな私に如来は、彼岸の浄土を帰る場所と教え、念仏の一道を帰り道と与えてくださるのです。

出典参考:「いのちのことばⅡ」

 

 

夕方、西空の金星と木星
2023.2.14|/ 願立寺日記

 

天気が回復して星が綺麗に見えてきました。

午後7時5分に撮影した金星と木星です。(下が金星)ずいぶん近づいてきました。

実は金星の直ぐ横に海王星があるはずですが、この空では無理みたいですね。

 

これからしばらくは二つの星の間隔が狭まっていき、やがて3月2日にくっつくように並びます。

その頃は特に金星がさらに明るく輝きだしているでしょう。

願立寺巡拝バスツアー2023 (加古川教信寺〜小野浄土寺へ)
2023.2.7|願立寺日記

寒波来襲
2023.1.26|願立寺日記

 

全国的に寒波襲来、10年に一度とか。

京都・奈良・和歌山・兵庫とまわりは積雪で電車が止まるなど大変ですが、

ここ河内は雪なし、さすがに連日の氷点下で境内の石鉢にバシバシの氷が張りました。

 

◎明日27日はお逮夜法座、13:30〜、どなた様もお参りください。

ズィーティーエフ彗星
2023.1.22|/ 願立寺日記

ズィーティーエフ彗星が北の空、北極星の近くに見えています。と言っても明るさは5等星くらいで肉眼で簡単に見えません。双眼鏡や望遠鏡使ってやっと見える程です。写真は120日の未明、暗い空に出かけて望遠レンズを使って撮影したものです。

 

 

今が一番地球に近い時期で、とても動きが早く、2月上旬に北の空から冬の星座を横切っていくのが見ものです。満月明けの211日に火星にとても近づくそうです。

お寺の鐘

もともとお寺の鐘は、法要の集会の合図として撞かれるとともに、時を知らせるためでもありました。時計が無かった時代に、時刻を知る一つの手段でもあったのです。特に夜明けと日没を知らせてくれるものとして、撞く時刻は夜明けと夕暮れ頃だったようです。畑仕事をしている人々が多かった時代には、欠かせない知らせだったのでしょう。現在の時刻ではおよそ朝夕六時頃となります。

 

真宗本廟(東本願寺)では朝のお勤め(晨朝)の合図として十一回撞かれています。また、報恩講ではお勤めの始まる一時間前にも撞かれます。参詣の皆さんにもうすぐお勤めが始まりますよとの声かけだった訳です。

 

大きさは様々ですが、「梵鐘」と呼ばれる大きなものは、境内にある鐘楼堂や鐘楼門に吊下げ、撞木という木製の太い棒で撞き鳴らします。

 

私たちの願立寺には梵鐘はありませんが境内の角に太鼓楼があって、大きな太鼓がその代わりをしております。秋の報恩講や春の永代経法要のお勤めの一時間前に、五つ・打上打ち下げ・三つのリズムで太鼓を打ちます。皆さんが着席された頃、勤行五分前に「喚鐘」を同じく五三のリズムで撞きます。喚鐘は梵鐘と比べると小ぶりな鐘ですが法要行事の始まり等を知らせる大切な鐘です。

 

梵鐘のないお寺もあります。それは第二次世界大戦時に出された「金属類回収令」の影響がありました。当時、軍需生産原料として必要な金属を集めるため、お寺の鐘や仏具をはじめ、家庭の鍋や釜にいたるまで供出されたと聞きます。また、昨今住宅密集地では大晦日の梵鐘の音も騒音とされ、苦情により昼に撞かれている所もあるようです。現代社会の生活事情が表れているようです。なんともはや。

※出典参考「仏教・仏事のはてな?」東本願寺

 

 

冬至に柚子風呂
2022.12.22|願立寺日記

 

1222日、今日は冬至で年中でいちばん日が短い日。この辺りでは451分に日没です。

坊守さんが柚子を買ってきてお風呂に浮べました。柚子の木があっていっぱい獲れたら

たくさん浮かべるのでしょうが、一個の柚子で鼻に抜ける柚子の香りが広がりました。

冬至を過ぎるということは、これから日が長くなるということですね。

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