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インド仏跡巡拝記② クシナガラから舎衛城・祇園精舎へ
第二回インド仏跡巡拝記②
クシナガラ・涅槃堂
広い敷地の中に涅槃堂があり、周辺を白い行者服を着た巡礼の人々が長い行列をくんで参拝されていました。堂内には大きな涅槃佛が安置され、熱心な仏教徒の方々が取り囲み、ある人はしゃがみ込みお経を称えておられました。私たちも立ち止まり合掌致しました。
祇園精舎・舎衛城
仏説阿弥陀経の始めに書かれている祇園精舎は霧に囲まれていました。お経には「千二百五〇人と倶なりき」と記されている釈尊説法の中心の場所で、小高くなったレンガ跡があり他国の巡拝者の後、同行の皆さんと登壇し皆でお経を勤めをしました。前回の霊鷲山での勤行と同じく、嘗てここでお釈迦様が阿難さんがそして舎利弗さん等が・・歩いておられたのかと想うと感無量の思いがありました。周辺一帯は発掘調査が進んで公園のように美しく整備されていました。
ジャガイモ植付け (キタアカリ)
天気が良かったのでジャガイモを植え付けました。例年、男爵を定番にしていましたが
今年はキタアカリにしてみました。三畝、どちらも素人向きです。
男爵に似ていますが甘みが強くホクホク感があって煮崩れしやすいのが特徴だそうで、
どちらかと言うとそのまんまの煮物より、コロッケのように潰して作るのに向いてると
紹介されていました。
畝立てをしていると前を通りかかったご門徒さんのNさんが入ってこられ、作業のコツを
色々教えていただきました。植え付けの時期が遅かったのかとお尋ねすると、マルチを
掛けるなら2月やけど、このままだと3月で十分だとか。育ったきた頃の土を被せる(土寄せ)
が大事だそうで日にあてると毒素が溜まって良くないとか。ベテランの一言は大事です。
6月頃の収穫、お楽しみに!
喚鐘の調査
鐘の音を録音される明土氏
梵鐘や半鐘を調査研究をされている明土真也氏(東京)がお見えになり小一時間、写真を撮影したり、鐘の音を録音されました。
江戸中期、安永年間に寄進されたもので、本堂が再建されたのが寛延年間であることから再建後およそ20年ほど経過した頃と見られます。寄進者として大坂島之内の平野屋利右兵衛の名と、取次として源助の名が刻まれており、当寺に縁のある篤信者がおられたとのことが想像されます。
明土氏によると、この鐘の特徴は「エン」と呼ばれる帽子の短いツバ状のものがが上部に8枚あるのが珍しいとのことでした。弱く突いても良く鳴る鐘で、内部のひび割れもなく250年間経過しても良好な状態が保たれているとの説明でした。
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