一週間後、明るくなり淡い尾を引く西村彗星
2023.9.2|/ 願立寺日記

 

9月2日未明(04h07m)、西村彗星の様子です。前回から一週間ほど経ってずいぶん明るくなってきました。頭部の明るさは6.7等、右手に薄く伸びるのが彗星特有の尾で、視野の端まで1度以上伸びているようです。双眼鏡を使うと見え、肉眼ではまだ見えません。今どんどん太陽に近づいていて9月17日に一番近づいてぐるりと回って南の空に見えなくなります。その頃3〜4等程度まで明るくなりますが残念ながら太陽に近づき過ぎて見ることはできないようです。

 

※つぶやき

一般のニュースではいかにも簡単に見えそう記事やアナウンスがありますが、実際にはかなり観測経験のあるマニアの方が明け方の、地平線沿いに双眼鏡や望遠鏡を使ってギリギリ見える彗星だと思ってください。長い尾を引いた大彗星のような写真も紹介されていますが、高度な画像処理を施してやっとできた写真ですでそのつもりでご覧ください。肉眼彗星は頭部がせめて2等程度まで明るくならないと見えません。それも条件次第です。

西村新彗星が見えました。
2023.8.26|/ 願立寺日記

西村彗星(C/2023 P1) 撮影:住職

 

826日未明(04h12m)、東のの空に登ったばかりの西村彗星です。双眼鏡でよく見え、周りの星と比べて彗星の明るさは7.5等星、もちろん肉眼では見えません。デジタルのカメラで撮影すると右手(西側)に非常に淡く彗星の特徴の尾が見え始めています。これからどんどん太陽に近づいて9月の上旬には45等程度まで明るくなると見られています。さてさて、どうなりますか。

スターリング衛星、八尾でも見えました。
2023.8.19|

何回か挑戦して見えなかったスターリング衛星、八尾の夜空で初めて見ました。8月19日午後8時10分ごろ西北西の空を右上に、移動していきました。

 

個数は多くて数えられませんが、感じとしては20〜25個程度か、2等星ほどの星の行列で先頭から最後まで角度は約20度、移動スピードはISS国際宇宙ステーションと同程度で比較的速く見えました。

 

今回は慌てていて手持ちのスマホ15秒露出でバリバリの手ブレ撮影、一枚画像で実際のイメージを表現できないのが残念ですが、まずは様子が分かったので次回はきっちり三脚を用意してみることにしましょう。動画でないといけませんね。

 

たくさん人工衛星が一列になって音もなくスーーットと移動していく様子は、迫力があり見事です!

 

画像の中央のぼんやりとした線状に写っているのがスターリング衛星です。2023.8/19 20:10 15秒露出

 

🌠星空ナウ(2023年9月)
2023.8.18|

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星空ナウ(20239)

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宵の空には夏の三角や星座がまだまだ見え続けています。それを追いかけるように秋の星座が東の空から姿を見せ始めています。 ペガサスやアンドロメダ、北にはカシオペアがWからM形にずいぶん高く見えるようになります。9月のトピックとして21日の夕べに、上弦前の月がさそり座の1等星アンタレスを隠す「アンタレス食」がみられます。食とは月が星や惑星などを隠す現象で今回は潜入(始まり)は日没前で空が明るく見ることはできません。月の後ろから姿を現す出現の様子が見ものです。時刻(大阪では18:45)に月の右側の縁を眺めていて、隠れていた赤い一等星がひょっこり現れるのは非常にワクワクします。小さな望遠鏡や双眼鏡、無ければ肉眼でも観察できます。さらに月は27日には土星の近くに移り、29日は土星と木星の間で満月となります。29日は「中秋の名月」です。涼しくなった夕べにススキの穂とお団子をお供えして、秋の収穫を感謝しながらお月見を楽しみましょう。土星と木星がいよいよ見ごろとなってきます。

【ホットニュース!】★812日に静岡の西村英男さんがふたご座に10等で発見した新彗星。9月上旬に太陽に接近して明るくなる予報です。明け方未明の東の低空、しし座で45等ですから肉眼ではチョット無理、双眼鏡や望遠鏡を使って探してみましょう。右上に淡い尾を引いて見えるかも知れません。実際に明るくなりそうなら後日詳報します。★8月27日古川聡宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに到着し搭乗が始まります。

 

9月上旬   西村新彗星  (久しぶり日本人発見の新彗星、明け方しし座に45等星か?)

907日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

908日  白露(はくろ)   (二十四節季・夜に一気に大気が冷えて、草花に朝露が付き始める頃)

912日  ISSきぼう  (○19:13南南西低空見え始め〜南東34°19:1631°に消える)

913日  ISSきぼう  (○20:01西低空に見え始め〜20:04北西34°に消える)

914日  ISSきぼう  (19:12南西低空見え始め〜北西天頂64°18:36北東に消える)

915日 新月()            (月と太陽が見かけ重なる。闇夜でこの頃星空の観察チャンス)

915日  ISSきぼう  (△20:01西北西低空見え始め〜西北15°20:04北に消える)

916日  ISSきぼう  (△19:12西低空見え始め〜北西23°19:17北北東に消える)

921日 アンタレスの食 (上弦前の月が一等星アンタレスを隠す現象、出現のみ)

923日 秋分(しゅうぶん)  (二十四節季・この日を境に暑い夏から涼しい秋に変わる頃、夜が長くなり始める)

923日 上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

929日  中秋の名月/満月 (日没時東におぼんのような月、芒の穂とお団子、秋の収穫を感謝)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は1216日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により45分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるようです。コツをつかめばスマホの動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界開けた場所なら見えるかも。★古川宇宙飛行士、搭乗中です!

 

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

衆生とともに
2023.8.15|法話・感話

タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)

  ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)

  アオイ科 バボニア属、南米原産 H50cm200cm 、花期7月~10月 、常緑低木

 

 

衆生とともに

真宗の法話があるときにお話しのまえに唱和するのが「三帰依文」です。その中で三回「まさに願わくは衆生とともに」とあります。この「ともに」が大乗仏教のテーマなのです。「大乗」とは自分の力では到底さとりの世界に行けない者のために、仏さまは用意してくださった「大きな乗り物」ということです。

 

私たちは自分の力で往生することが出来ないので、仏さまが用意してくださった乗り物に乗せてお浄土に連れて行っていただく。

この「大乗」という大きな乗り物は一人乗りではないということであって、「ともに救われる」ということです。ですから、「ともに」ということがテーマの仏教が大乗仏教であるということです。

 

「ともに」に大事なことが二つあります。一つは選別・差別・排除をしないということです。「弥陀の本願には老少善悪のひとを選ばれず」という歎異抄の言葉は今まで何度も聞かれた事があるかと思いますが、とにかく「分けない」のです。都合が良いとか悪いとか、どっちが得か損かとか、そういう事で選ばないのです。つまり、条件を満たした人だけが救われると、そういうことではないのです。

 

もう一つは同じことのようですが、「本当の平等」ということです。我々は、どうしてもすぐどっちが上か下か、優か劣か、主か従かということが気になってしょうがない。いつも赤本のお勤めで唱和する御和讃でいえば「平等覚に帰命せよ」ということです。

 

人間は類人猿の仲間から何百万年もかけて進化し北京原人やネアンデルタール人とか色々進化して現代のヒトになったと言われていますが、そんな中で、実は一番強いのが生き残ったのではないのです。あるいは大脳が一番大きい、一番賢いのが生き残ったのではないというのです。そうでなく、弱い人を見捨てず、「ともに生き残ろう」としたグループが生き残ったのです。我々、このホモサピエンスという種だけがこの現代まで生き残ったのは、強かっただけ、賢かっただけでなく「ともに」を一番大事にしたからなのです。

 

そういうことが少しずつ分かってきました。ですからケアが必要な人や病気になった人が捨てられることをしなかった。怪我や病気や老化によって狩りすることが出来なくなった、農作業もできない、家の家事も出来なくなった、その人を皆で一緒に支えて、一緒に生きて行こうではないかと。これができなくなれば人間ではなくなるのです。        同朋大会・真城義麿師法話より

8月1日ISS宇宙ステーションの天頂通過、南東へ
2023.8.1|/ 願立寺日記

久しぶりに、宇宙ステーションを見ました。

予報が20:07北西に見え始め、天頂近くを20:10、南東の満月近くで20:13消えると出されて

いましたが、ほぼ予定通りで、明るさはベガよりさらに明るく0等級に見えました。

画像は遠ざかる様子で左下に月が眩しく、右手の光跡が宇宙ステーションで下に移動し、

やがて地球の影に入って見えなくなりました。

 

ISSの光跡 2023.8/1 20h13m 15秒露出. ISO320

🌠星空ナウ(2023年8月)
2023.7.29|

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🌠星空ナウ(20238)

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宵の時間帯には、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが描く「夏の大三角」が東の空高く見えています。都会から離れて山や海での空が暗い所では、夏の大三角の辺りから南の低い空へと続く雲のような天の川の淡い光も見えることでしょう。南西には赤いアンタレスのあるさそり座が西に傾き始めました。

三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」は、13日から14日にかけて見ごろを迎えます。下弦を過ぎた月の影響は少なくまずまずの好条件です。夜半から明け方にかけてたくさんの流れ星を数えてください。土星が27日に衝となり、秋にかけて観察しやすい時期を迎えます。反対に長く夕空に輝いた金星は太陽と重なる方向になって一時見えなくなり、やがて明け方の東の空で「明けの明星」となります。

 

801日  ISSきぼう  (20:07西西低空見え始め〜天頂75°20:12南東28°に消える)

802日  満月()           (日没時東におぼんのような月、俗称スタージョンムーン)

803日  ISSきぼう  (△20:06西低空に見え始め〜南西21°20:12南に消える)

808日  立秋(りっしゅう) (二十四節季・夏の全盛期、秋の気配がたち始める頃)

809日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

810日  水星東方最大離角. (日没後西空低くギリギリ見える)

813日  ペルセウス座流星群(17時に極大、1時間に40個程度の流星、月の影響少ない)

816日 新月()            (月と太陽が見かけ重なる。闇夜でこの頃星空の観察チャンス)

8月22日 伝統的七夕  (太陰太陽暦の7月7日、月齢6の月が南西に輝く夏の宵)

823日 処暑(しょしょ)  (二十四節季・朝夕が過ごしやすく、厳しい暑さの峠が過ぎた頃)

824日 上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

827日 土星が衝   (環のある土星が一晩中見られ観察好機に入る、環が次第に細く)

831日  満月()           (日没時東におぼんのような月、今年一番近い月でやや大きい)

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は1〜3日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により45分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるようです。コツをつかめばスマホの動画で撮影可能です。(数分の誤差あり)・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界開けた場所なら見えるかも。

 

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

蓮の花2023
2023.7.9|願立寺日記

 

7月9日10時45分

でっかい蓮の花が咲きました。次のつぼみも控えています。

梅雨末期、蒸し暑い蒸し暑い!

今年の蝉の初鳴き7月7日

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