階段
2019.12.3|願立寺日記
高齢のお婆さんのつぶやきです
いつのまにかえらい歳になりました。
びっくりしますわ。
元気でおらしてもらうのは有り難いことですが、
一緒に遊んでいた人らは
ややこしうなってしもたり、あっちへ行ってしもうたりです。
今年ももうじき終わり、また正月がやってきます。
この間したとこやのに
また、一つ歳をとります。
もう幾つになるか忘れてしもうた。
小さい子が階段で遊んでます。
ハッとしたら3段もの上からぴょんと飛んで
「危ないがな!」と言っても
その子はケロッとして笑ろうてます。
私らもあんなことしててんなと、今さら思います。
足元がふらふらして、とっても無理になってしまいました。
でも、その子のことが一つも羨ましいことありません
あの子らがやってること、わてらもみんなしてきたし
その子もやがて私らと同じ道を歩んでくれる
ことが分かっているからです。
命がここにも繋がってます。
嬉しいことです。有難いことです。