✨星空ナウ(2021年12月)
2021.12.1|星
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✨星空ナウ(2021年12月)
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★冬至を迎える月ですから一年中で最も日が短く夜が長い時期です。★夕空には南西に宵の明星(金星)が一番星として輝きを増します。12月4日が最大光輝(最も明るくなる)を迎えるため、前後1週間ほど白昼、青空をバックに肉眼で見えます。南西には金星、土星、木星が並んで三日月が加わると壮観です。東空にスバルやオリオン座が見え始めいよいよ、明るい星の賑やかな冬の星空のシーズンが始まります。
★4日の新月には南極で皆既日食が起こりますが日本では全く見えません。🌠一番の天体ショーは13〜14日の「ふたご座流星群」です。時間30〜60個の流れ星が冬の星座をバックに流れるのが見られます。今回は満月の時期と重なって空が明るく暗い流れ星が見えないのが残念です。☄️上旬にレナード彗星というほうき星が明け方、東の空に見えますがとても淡く見るのが難しいでしょう。
12月04日 新月 (月と太陽が見かけ重なり見えない・皆既日食は見えない)
12月04日 金星最大光輝 (宵の明星が最も輝く、マイナス4.7等の明るさ)
12月上旬 レナード彗星 (明け方東の空に見える箒星・牛飼い座付近にギリギリ肉眼で見える)
12月07日 大雪(たいせつ) (大雪の節に入る日)
12月08日 ISSきぼう (○18:24北西に見始め〜南20°消える)
12月09日 ISSきぼう (◎17:36北西に見始め〜天頂〜南東南10°消える)
12月14日 ふたご座流星群 (一晩中・1時間に30〜60個程度・母天体フェートン)
12月19日 満月 (日没時東にまん丸の月・月夜で明るい)
12月22日 冬至(とうじ) (日短きこと至きわまる・一番日照が短い日)
※「ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。明るい星が音もなく移動していくように見えます。4〜6分間(数分の誤差あり)