🌠星空ナウ(2024年4月)
2024.4.1|

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星空ナウ(20244)

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春らしくなって桜満開です。大陸からの黄砂の流れる日もあり春霞で夜空が少しぼんやりとする時期です。太陽が沈んで暗くなった頃の空を見上げると、西の空を中心に冬の星座の星々がまだ残っています。低い西空にとても明るく 輝いている天体が木星です。空の高い所には、春を代表する星座のしし座、その北側には北斗七星を含む星座のおおぐま座が見えています。北斗七星から北極星を探してみてください。

 周期が71年のポンスブルックス彗星が夕方西空低く45等星の明るさになってかすかに尾もたなびかせています一般にはとても淡く、肉眼で見る事は難しいでしょう。9日にはアメリカで皆既日食がありますが残念ながら日本では見ることができません。

 

◆再帰新星といって周期的に爆発して明るくなる星が今、注目されています。かんむり座のT星という星で一度爆発すると、普段は12等級でとても暗い星が2等星ぐらいにまで急に明るくなり一週間程度肉眼で見える星となることが予想されています。周期が約80年、今まで1866年と1946年に爆発して増光していますので、この一年の間に明るくなるのが期待されます。人間一生に一度のチャンスです!下図では東の空アークトウルスの近くにある小さな星座、今のうちに探しみてください。

 

402日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

402日  ISSきぼう  (19:25西北西に見え始め〜南西仰角47°19:29南南東に消える)

404日  ISSきぼう  (△19:20西に見え始め〜仰角14°西南西消える、低い)

404日 清明(せいめい) (二十四節季の一つ、春の日差しを受け万物が明るく清らかな頃)

409日   新月()            (月と太陽が見かけ重なる。アメリカで皆既日食、日本ではみえない)

416日  上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

419日  穀雨(こくう)  (二十四節季の一つ、春雨が百穀を潤す事、田植えの時期の目安)

422日  こと座流星群極大(1時間に5個程度、月明があり条件はよくない)

424日  満月()          (日没時東におぼんのような月)

 

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は24日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるよう北です。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また、別のスターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。12等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

 

 

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

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