🌌星空ナウ(2024年8月)
2024.7.31|

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星空ナウ(20248)

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宵の空には、ベガ・アルタイル・デネブの一等星が形つくる夏の大三角が天高く見ることができ夏の星座を探す良い目印となります。山や海など空が十分に暗い場所ならば、夏の大三角から南の空さそり座の足元へと続く天の川の淡い光も雲の連なりの様に見ることができます。

10日の夕刻には、月がおとめ座の1等星スピカを隠す「スピカ食」が起こります。南西の低い空ですが注目してみましょう。

15日(14日深夜)には木星と火星が大接近します。未明から明け方にかけて、明るい2惑星の共演が楽しめそうです。

12日の夜をピークに、夏の夜空一番の見もの、ペルセウス座流星群が活動します。1時間あたり40個程度、夜半から明け方にかけて条件が良くなりたくさんの流れ星が見られます。今年は月の影響がなく好条件です。

802日  ISSきぼう (△19:59 西に見え始め〜南西仰角13°19:57南南西に消える)

804日  新月()             (月と太陽が見かけ重なる。月明なく闇夜に星がよく見える。)

807日  立秋(りっしゅう)  (二十四節季・秋立つの意も実際には一年で一番暑い頃)

810日  スピカ食   (おとめ座の一等星スピカが20:2032分間月に隠される現象)

812日  ペルセウス座流星群(夜半から未明にかけ時間5個程度の流れ星が見られる)

813日  上弦の月    (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

820日  満月()              (日没時東におぼんのような月)

822日  処暑(しょしょ)  (二十四節季・暑さが終わる意、朝夕に夏の終わりを感じる頃)

826日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は2日が見やすいチャンス。月末の予報が出れば追加します。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるようです。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また別に、スターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。12等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

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