🌠星空ナウ(2024年1月)
2023.12.29|

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星空ナウ(20241)

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凍てつく寒空に冬の星座たちが輝く季節です。オリオン座を中心に、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座、こいぬ座、大いぬ座の冬の星座が囲みます。それぞれの星座に色違いの特徴的な一等星が輝き、夜空がとてもきらびやかに見えます。例年活発に活動する「しぶんぎ座流星群」の極大は、14日の夕方です。日本では4日未明と5日未明が観察のチャンス、下弦を過ぎた月の影響があるのが少し残念なところです。

 日の入り後の空には南西に土星、南に高く木星が見え、中旬にはこの2惑星に月が近づく様子を観察することができます。日の出前の明け方の空には金星、水星が見えます。水星は、12日前後数日が観望のチャンスとなります。

 

 

104日  下弦の月   (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

104日  四分儀座流星群 (三大流星群の一つ、1時間30個程度の流星・経路は短く速い・月の影響あり)

106日  小寒(しょうかん)   (二十四節季・冬至から15日目、寒気が強くなる。寒の入り)

111日   新月()            (月と太陽が見かけ重なる。闇夜になり星空観望チャンス)

113日  ISSきぼう  (△18:1南低空見え始め〜仰角21°18:15東南東に消える)

114日  ISSきぼう  (○19:00西南西に見え始め〜19:02西仰角41°に消える)

115日   ISSきぼう  (18:11南西低空見え始め〜天頂73°18:16東北東に消える)

116日  ISSきぼう  (△19:00西低空見え始め〜19:02北北西仰角21°に消える)

117日  ISSきぼう  (18:10西に見え始め〜北西34°18:15北北東に消える)

118日  上弦の月   (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

119日  ISSきぼう  (△18:10西北西に見え始め〜北北西15°18:14北に消える)

120日  大寒(だいかん)  (二十四節季最終節で、一年で最も寒くなる頃)

126日  満月()           (日没時東におぼんのような月)

 

 

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は1319日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。現在の周回ではほぼひと月半ごとにチャンスが訪れるようです。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。【現在、古川 聡日本人宇宙飛行士が搭乗中です!】

また、別のスターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。12等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

 

 

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)

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