法話・感話

コロナ禍、お参り再開

アガパンサス(ムラサキクンシラン)が咲き始めました。

 

 

今回の新型コロナ禍はこれまでの常識をすっかり変えてしまったようです。

少し世の中が落ち着いてきたこともあり、大阪の感染者数もゼロや一桁の

日々が続くようになり、恐る恐るですが月参りも再開しました。

 

たったふた月ほどでしたが、皆さん「お久しぶりです!」と迎えてください

ます。毎月、顔を合わせていた事が、日常の普通の出来事がほんとに大切

だったようです。

そしてこのコロナ禍で皆さんの様子や日々の暮らしの感じ方がずいぶん変

わっておられるように感じました。お勤めのあとお茶を戴きながらこのよう

に話される方がおられました。

 

「もしコロナにかかったとしても入院したいことおまへんわ」

「人工呼吸器もいらん」

「着けても、どうせ年寄りはあきまへんねやろ」

「先のある若い子につこたっとくなはれ」

「わてコロッといきまんねん」(笑)

 

中でも、お笑いの志村けんさんや女優の岡江久美子さんのコロナ急死が物凄く

強烈な印象を与えたようです。

 

コロナで死んだら家族も来てもらえないし、普通の葬式もしてもらえない。

手いっぱいの病院に迷惑をかけたくないし、家族にもえらい迷惑が掛かる。

ほとんどのお年寄りが考えておられるのです。

 

普段ならいのちにかかわるこんな話しは避けていたご本人が、しっかりと向き

あうようになっておられるのです。

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