🌌星空ナウ(2025年2月)
2025.1.30|/ 未分類

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星空ナウ(20252)

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宵の空は、明るい星の多い冬の星座たちに木星と火星が加わり更に彩られています。西の空には、15日に最大光度となる金星がとても明るく輝き、上旬までは金星よりも低い位置に遠ざかった土星も見えます。1日、2日は細い月が夕方の空で土星と金星に接近し、澄んだ冬空に美しい眺めとなります。月は7日には木星の近くに位置し、10日には火星の近くへと移動し並んだ様子は見ものです。またこの時期は、短い時間だけ真南のギリギリ低空に現れる一等星「カノープス」をぜひ探してみてください。この地区では大和川の堤防などの南が地平まで開けた場所から午後9時前後の、和泉山脈のスレスレに見られます。見つけられたらラッキーで長生きできる星として「南極老人星」の別名があります。

およそ80年の周期で爆発して2等星ほどに明るくなると予想されている「かんむり座の再帰新星T星」ですが、昨年から特に変化なく、現在は明け方の東に見え始めています。今回は爆発周期が少し伸びているようです。爆発し明るい時期は1週間ほどでしょう。

0201日 土星食     (月が土星を隠す現象、白昼に起こるので一般には見るのは困難)

0201日  ISSきぼう   (△西19:02見え始め〜西南西仰角24°19:09南に消える)

0202日  節分(せつぶん)  (雑節の一つ、各季節の始まりの前日のこと。豆まきの行事)

0202日  ISSきぼう   (◎西北西18:13見え始め〜南西仰角46° 18:16南東に消える)

0203日  立春(りっしゅん)  (二十四節季・暦の上で春が始まる日、雑節の起算日)

0204日  ISSきぼう   (△西18:12見え始め〜西南西23°〜南南西18:15に消える)

0205日  上弦の月    (夕方南の中天に見える半月、欠け側にクレーター綺麗)

0210日 火星食     (月が火星を隠す現象、北海道や東北、日本海側で起こり大阪では見れない)

0212日  満月()               (日没時東におぼんのような月、月あかりで星空が見にくい)

0215日 金星が最大光輝 (夕方に宵の明星が最も明るく輝く、前後一週間程、白昼にも観望のチャンス-4.9)

0218日  雨水(うすい)      (二十四節季・降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる頃)

0221日  下弦の月    (未明に南に見える左半月、朝西空に白い残り月)

0228日  新月()              (月と太陽が見かけ重なる。月明なく星がよく見える。)

ISSきぼう」国際宇宙ステーションは、大阪から見やすい夕方のチャンスのみ記載しました。今月は14日が見やすいチャンス。明るい星が音もなく移動していくように条件により35分間見えます。コツをつかめばスマホの静止画や動画で撮影可能です。・◎高度あり見え方絶好・まずまず・低く見ずらいが視界が地平まで開けた場所なら見えるかも。

また別に、スターリング衛星が打ち上げのタイミングで夕方よく見られているようです。2等星くらいの人工衛星が1020個・・と連なって行列飛行する様子は必見です。

星空の図:国立天文台HPより(大阪の夜空もほぼ同じです)木星、火星等は星座間を動きます。

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